カグジョ世代の納豆を使った”粘膜強化ごはん”レシピ

木沢　いずみ
三軒茶屋で１５年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー　tuakjam【トゥアックジャム】を経営。
地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント！
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

1 納豆はなぜ、粘膜強化にいいの？
2 納豆と合う食材
3 作って食べてハッピー♪”納豆”レシピ

納豆はなぜ、粘膜強化にいいの？

この前のコラムで、読者の方からのリクエストがありまして、「納豆」のレシピをもっと知りたいとのことでした！ありがたいですね。私も、リクエストがあると、とても「嬉しいので、今回は、納豆ネバネバレシピを伝授したいと思います。
前回のコラムでもお話しました、納豆について。
粘膜強化になぜ、納豆がよいのか。
それは、納豆に含まれる「ビタミンB２」が、粘膜の代謝に関係するからです。
ビタミンB2によって皮膚や粘膜の代謝が行われると、正常な状態に保たれます。
ウイルスの侵入口となる口などの粘膜には、「粘膜免疫」はウイルスなどを体に取り込まないようにする働きがあります。そのため、粘膜が正常な状態に保たれることで、免疫力も保たれるのです。
そして、納豆を含めた、大豆製品などに多く含まれる「サポニン」は、ナチュラルキラー細胞の働きを活性化させる効果が期待できます。
ナチュラルキラー細胞は、免疫細胞のひとつで、体内でウイルスに感染した細胞や、突然変異などにより発生した異常な細胞を認識し、攻撃・破壊をする細胞です。
この、「ナチュラルキラー細胞」の働きを活性化させることが、免疫力アップにつながります。

納豆と合う食材

納豆に合う食材、無限にありますが、美容効果別にご紹介しようと思います。

「キムチ×納豆」
これは、納豆菌×乳酸菌で、腸内環境を整えます。肌荒れ改善など、美肌効果も期待できます。

「大根おろし×納豆」
大根おろしには消化酵素が豊富です。ダイエットにもぴったりです。

「トマト×納豆」
ビタミンやβカロテンを補い、肌をツヤツヤに保つことが期待できます。

「アボカド×納豆」
アボカドがビタミンCやEを豊富に含むので、納豆と合わせることで、肌のみずみずしさをサポートしてくれます。

料理を作るタイミングがない時は、ぜひ、こちらでお試しくださいね！

作って食べてハッピー♪”納豆”レシピ

「納豆キムチ味噌スープ」

[材料　２名分]

納豆　１パック
絹ごし豆腐　１パック
キムチ　１００g
にら　３本
長ねぎ　1/2本
大根　1/2本
しいたけ　４個
みそ　大さじ１
コチュジャン　大さじ１
生姜　１かけ
水　４００ｍｌ

[作り方]

①　生姜をみじん切りにする。
②　ニラを3センチ位の長さに切る。しいたけは、半分に切る。長ネギは、斜め薄切りにする。
③　大根は、さらに半分に切り、薄く、いちょう切りに、残りを大根おろしにしておく。
④　鍋に水を入れ、にら、しいたけ、生姜、大根をいれ、ひと煮立ちさせ、ネギをいれ、キムチ、みそ、コチュジャン、納豆をいれ、２分たったら、豆腐をいれる。
⑤　大根おろしを水分ごといれ、ひと煮立ちさせる。
⑥　器に盛り付け、完成。

「納豆トマト和サラダ」

[材料　２名分]

納豆　１パック
トマト　１個
アボカド　1/2個
レタス　1/4個
ポン酢　大さじ２
オリーブオイル　大さじ１
白ごま　小さじ１
ごま油　小さじ１

[作り方]

①　レタスは食べやすい大きさにちぎっておく。アボカドは、ダイス状に切る。トマトも、角切りにする。
②　納豆に、ごま油をいれて、混ぜ合わせておく。
③　ボウルに、納豆、トマト、アボカド、ポン酢、オリーブオイルをいれ、混ぜ合わせる。
④　器に、レタス、ボウルの中身を順番に盛り付ける。上から白ごまをふりかけ、完成。