こんにちは。神楽坂女子俱楽部の高村です。
今回は<AIスキルの資格がいよいよ管理職要件に!?>です。
◆必要なAIスキル資格とは?
日経新聞によると「三菱商事は2027年度からAI資格の取得を管理職の昇格要件にする」ことが決まったようです!
いずれは役員を含む全社員の取得を義務づける方向だそうです。
まず要求される資格は「G検定」です。
更に高い専門性を持つエキスパート人材も育成していく方針だとか。。。
全社員にある程度のAIに関するスキルがないと世界では戦えないということだと思います。
今迄も三菱商事は管理職にはTOEICや簿記などで一定レベルの取得を求めていました。
<英語><数字><AIスキル>今後は大手企業で仕事をするにはこの3つのスキルは絶対に必要ということですね!
40代・50代の方々も転職を考えているならドンドンチャレンジしていくことをお勧めします!
◆IT企業以外でAIスキルを要求している企業はどんな会社?
三菱商事以外にもニトリHDは商品管理や顧客通話解析にAIを導入しています。全社員の8割がITパスポートを取得。
サッポロHDは全社員6000人にRAG(検索拡張生成)の活用など学べる生成AI研修を実施。
キリンHDも25年末までに国内全社員に業務特化型生成AIを導入と業界問わず
AI教育を導入しています。
クボタや長谷工なども全社員向けにAI教育プログラムを実施しています。
IT業界以外にAIスキルの修得はかなり拡大しています。
知らないと仕事にならない。。という事態はもう来ているようです。
◆まずは何から手をつける?
入門レベルとしてITパスポートなどになります。これは取得したらこの資格を活用して転職できるというモノではなく、入門レベルの知識があるというレベルになります。
ここからG検定やプロンプト関連などの勉強をして自分に必要な知識と資格を目指すことになります。
自分にはどんなAI系の資格が必要なのか?またはこれから必要になりそうなのか?
これから取り組みたいことを土台に考えていくことが必要になります。
なんでもかんでも資格を取りまくるというのは、時間とお金のムダになるので、しっかり
キャリアの棚卸をして必要な資格を見極める。。ここが重要です。
日本は世界のレベルから見ると日常業務で生成AIを利用している人の割合が従業員クラスで16%、管理職では31%といずれも主要国・地域で最低だそうです。
だからこそ、まだ間に合うので前向きに新しいことにチャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。
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高村 祐規子
合同会社キャリア&マネー協会代表 人材育成コンサルタントとして企業内研修のコンサルや女性専門のキャリアカウンセラーとして現在まで約1万名の女性たちとの面談経験がある。「働く女性のキャリアとお金」が専門。 |
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