神楽坂女子倶楽部の皆さまこんにちは。
本日も働く大人女子にぴったりの簡単アロマ（精油）情報をお届けいたします。

3月に入り、花粉の飛散量がどんどん増加中…！
目視でも確認できるほど、花粉が大量に舞っている空をみて慄いている今日この頃。
花粉症に苦しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今日は、花粉症×アロマテラピーのテーマでお話ししてまいります。

あなたの花粉症レベルをチェック！

□ 鼻汁、鼻づまり、くしゃみなどの症状がある
□ 目のかゆみ、充血、涙目などの症状がある
□ 喉の痛み、咳、息苦しさなどの症状がある
□ 花粉の飛散量が多い時期に症状が現れる
□ 家の中でも症状が出る
□ 花粉症に対するアレルギー治療を受けている
□ 他のアレルギー疾患の既往歴がある

何個チェックがつきましたか？
3個以上当てはまる方は、花粉症持ちの可能性が大！

花粉症は、主に春から初夏にかけてヒノキやスギ、ブタクサなどの植物の花粉が飛散することによって発症することが多いのですが、季節によって異なる花粉によっても発症することがあります。

基本的な予防方法としては、マスクの着用や室内での窓やドアの閉鎖、外出後の衣服や髪の洗浄など。
とにかく花粉をくっつけない事が大事です。
市販の薬や点鼻薬、目薬などを使用して症状の緩和を図ることができますが、実はアロマテラピーでもつらい症状をケアする事ができます。

花粉による肌荒れの傾向と対策

花粉が飛び始める3月から、肌トラブル「花粉皮膚炎」に悩む方が増えてきます。
どんなことが原因になるのか、見ていきましょう。

①乾燥による肌バリアの低下

空気が乾燥すると肌の水分蒸発が増加します。
肌は、水分を保つために表皮にある角質層や皮脂膜が重要な役割を果たしているのですが、乾燥した空気や低湿度の環境では、表皮から水分が蒸発しやすくなり、皮脂膜の保湿効果が低下します。
そのため、肌が乾燥し、かゆみ、赤み、フケ、ひび割れなどの肌トラブルが発生することがあります。
また、肌の表面には細菌やウイルスなどの微生物が存在していますが、乾燥するとその微生物が繁殖しやすくなるため、肌荒れを引き起こす原因にもなります。

②アレルギー反応による肌荒れ

肌荒れに限らず、鼻水やくしゃみなどのつらい花粉症の症状は、体に入り込んだ原因物質（アレルゲン）を排除しようとする免疫反応によるもの（アレルギー症状）です。
花粉症の症状がある方はこの免疫反応が原因で、より肌状態が敏感になり、かゆみや赤みなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。

③ティッシュなどの外的刺激

花粉症の症状があると、マスクとティッシュの使用は避けられませんよね。
乾燥やアレルギー反応で弱っている肌に、さらに刺激を与えるのが外的刺激です。

花粉症対策×アロマテラピー

症状が重い場合は、皮膚科などでの受診をするのも大切ですが、まずは【アロマテラピー×セルフメディケーション】できる事をご紹介いたします。

①目のかゆみ対策≪ラベンダーウォーター≫

ラベンダーの効能として、高い抗炎症作用があります。
これは、目のかゆみや充血ケア等にぴったりな効能。
通常の精油（アロマ）は目のまわりに使用することが出来ませんが、芳香蒸留水（精油成分が入ったハーブウォーター）は直接お肌につけることが出来ます。
（注：各メーカー様によって使用方法が異なります）
化粧水代わりにラベンダーウォーターを活用し、お肌や目元まわりの炎症トラブルの鎮静役として大活躍させちゃいましょう！

②顔の保湿＆花粉ブロック≪シアバター≫

敏感状態なお肌に1枚層を作ってあげることは、アレルギー症状を軽減する有効な方法です。
花粉ブロックとして、保湿力の高いシアバターを保湿クリームとしての使用もおすすめ。
単体でも栄養価が高いアイテムなので、塗布だけでお肌の栄養補給になる点も◎。

③鼻詰まり解消！≪ユーカリラディアタ精油≫

花粉症の症状で一番つらいと言われる鼻水、鼻づまり。
この不快な症状を一気に解決してくれるのがユーカリラディアタ精油です。
香りを嗅ぐだけで鼻通りがよくなる感覚を味わえます。
ティッシュに一滴垂らして、マスクの中にそのティッシュを入れるのもおすすめ。
鼻がすっきりする状態が長続きします。

このように、ご自身の好みや症状に合わせて選ぶことが出来るのもアロマテラピーの良さです。
ぜひ楽しみながらアロマライフを送って頂けたら嬉しいです。
また次回のコラムでお会いしましょう。

プロフィール

フランス式アロマテラピー<カリーナエッセンシャルカレッジ〉学長 なでしこsalon主宰 岩手県大船渡市出身。日本初のメディカルアロマリンパ専門サロンLuna route表参道店・横浜店にてアロマコンシェルジュとして活動後、カレッジ認定講師として延べ300名以上にオートクチュールアロマ®メソッドを提唱。 現在では受講生向け講義の他、講座開発、企業での講演会、社内ワークショップ等を企画開催している。講演実績 SONY様 Bridge Terminal 登壇「植物の香りでセルフメディケーション」法人様向け講座テーマ実績 「植物の香りで閃き力力アップ！」 「ビジネスシーンでの印象を上げる！効果的なアロマ(香り)の纏い方」 「毎日使えるアロマ活用法」等■Karina Essential College HP http://karina-labo.net/karina-essential-college■Instagram https://www.instagram.com/fumie.nadeshikosalon/■コラム執筆 https://bellebio-marche.com/archives/12098