
はじめに
あなたは、「睡眠休養感」ありますか?何時間寝たか?の長さにとらわれている人をよく見かけます。でも、一番重要なのはどれだけ寝たかだけじゃない。長さも含めた「質」です。そして今最も注目&重要視されているのは、「睡眠休養感」です。

見るべきは睡眠休養感
<睡眠休養感とは?>
睡眠休養感とは、「睡眠で十分に休養がとれている」という主観的な感覚。
某CMのセリフで聞いたことありませんか?「寝ても疲れが取れない~。」
そうです、睡眠休養感とは、目覚めた時、休めた感覚があるかどうか?心身の健康状態や、睡眠の質がどうだったか?を反映します。
この睡眠休養感が無いということは、睡眠の質の低下を映しますから、死亡リスクや健康寿命に影響を及ぼします。
例えば、働く世代では、睡眠時間(長さ)と睡眠休養感の有無で死亡リスクに差が出るかを見た研究があります。
5.5時間以上~6.9時間未満睡眠の休養感アリの人を基準として、
6.9時間以上寝る人の、睡眠休養感アリ群・ナシ群共に、基準と比べてリスクは約0.55倍に減りました。
5.5時間未満しかねない人では、睡眠休養感アリ群は基準の人と比べてリスクは多少上がりますが、有意差があるとは言い切れませんでした。しかし、睡眠休養感ナシ群では、約1.5倍と明らかに基準と比べて死亡リスクが上がることが分かりました。
つまり、健康に生きるため「働く世代」は、ある程度の時間確保も必要かつ、休養感がちゃんとあるかどうか?も大切なのです。
一方、高齢者で睡眠休養感と死亡リスクに対しこんなデータが出ています。働く世代とはちょっと話が違うのです。
寝床時間(※睡眠時間ではなく寝床にいる時間)で見ます。
6.7時間以上~8時間未満の睡眠休養感アリの人を基準にしたとき、
6.7時間未満の人では、睡眠休養感アリ群・ナシ群ともに、死亡リスクに大きな差はありませんでした。
8時間以上の人では、睡眠休養感ナシ群が圧倒的に基準より約1.6倍もリスクが高かった。
つまり、「高齢者」においては、長く寝すぎ(※寝床に長く居すぎること)はかえって健康の悪化につながるのです。
眠れないのに布団の中にいる時間が長いこと。これが問題だと近年解明されてきました。
結局、短すぎもダメ、長すぎもダメ、自分に合った量と質を確保することが一番大切なポイントです。
では、睡眠休養感をアップのためにチェックすることは?
◇先ず、そもそもの自分の体の感覚を感じる力を取り戻すことから!
中には、自分の疲れすら、わからなく・感じなくなっている人もいます。それはかなりの危険信号です。
痛い・痒いは分かり易い反応例ですが、疲れも大事なサイン。目をつぶらず自分の変化を感じること。
◇肩首腰が痛~い!浮腫みが取れな~い!など感じますか?
寝床に長く居すぎていませんか?
寝具は自分にあっていますか?
◇体の中から疲れが取れない気がする・・・
食生活を見直した方がいいかもしれません。タンパク質やミネラルも摂っていますか?
運動していますか?筋肉の衰えは、循環にも影響します。老廃物を出せていますか?
病気が隠れている場合もあります。異変を感じたら医療機関へ。
◇眠りが浅くて疲れを感じる・・・
体動かしていますか?体もある程度は疲れないと、睡眠の質は低下します。
悩みが満載状態ではありませんか?メンタルヘルスが低下していませんか?問題解決策を見つける必要があるかもしれません。
夜中のトイレが4回以上だ!泌尿器科に相談しましょう。
◇寝ているつもりだけど、昼間も疲れが抜けない、眠ってしまう・・・
いびきがうるさい、呼吸が止まっているとパートナーから指摘されたことはありませんか?睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
◇慢性疲労がデフォルトです。
そもそもあなたにとって必要な睡眠時間知っていますか?
もっと眠りたいと思っていませんか?睡眠の優先度を上げるには、生活の中で、それがたとえムダと思えなくても、何かを省きスケジュール管理する必要があります。24時間は誰にも共通なのです。
ズバリ、メリハリのある生活が一番大切なのです。

まとめ
カグジョ世代が、元気で楽しくハッピーに老後も過ごしていくためには、「睡眠休養感」とても重要です。今から感じる力と取り戻す工夫を身に付けていきましょう。
それでは、今夜も良い眠りを・・・☆
プロフィール
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Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー) 代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ) 薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。 スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/ 快眠サロン水月~mizuki~ https://mizuki-kaimin.com/ 新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。 *著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社) |














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