こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでヨーロッパの社交界などで実体験した経験をもとに、たくさんのご受講生にエチケット&プロトコール(交際儀礼) マナー、立ち振る舞い、ファッション、メイク&ヘアスタイル、パーソナルカラー&スタイル診断などトータルにアドバイスさせていただきました。
2025年も引き続き「令和女子は知っている美・教養」で品格を磨く大人のマナーから、人生を豊かに愉しむための秘訣についてお伝えいたします。

東京も木枯らしを感じる季節になりました。今回のコラムでは「11月の肌荒れ対策」で50代が知っておきたい原因と今すぐできるケア方法をご紹介いたします。最後まで愛読いただけると嬉しいです。

目次
1. 「11月の肌荒れ対策」
【原因1】湿度・気温の低下によるバリア機能の低下
11月は湿度が一気に下がり、暖房による乾燥も加わります。肌の水分量が減少し、角層のうるおいを守るバリア機能が低下します。
その結果、刺激に弱くなり、かさつきやヒリつき、粉吹きといったトラブルが起こりやすくなります。
~対策~
①加湿器を使って室内湿度を50~60%にキープ
②洗顔後すぐに化粧水+美容オイルで水分と油分を補給
③ 朝晩のスキンケアで“保湿の重ねづけ”を意識
【原因2】ターンオーバーの乱れと血行不良
50代になると代謝が低下し、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が遅れがちになり、寒さで血行が悪くなると、肌細胞に栄養が届きにくくなり、くすみやごわつきが目立ちやすくなります。
~対策~
①ぬるめ(38~40℃)の湯船でじっくり入浴し血行を促進
②顔のマッサージやストレッチで巡りをサポート
③食事にビタミンE・B群を多く含む食品(ナッツ、アボカド、卵など)を意識的に摂取
【原因3】紫外線・ブルーライトによる慢性ダメージ
11月でも紫外線A波(UVA)は一年中降り注いでおり、真皮にダメージを与え、シミ・しわ・たるみを進行させます。また、パソコンやスマホの使用時間が長い人は、ブルーライトによる酸化ストレスも見逃せません。
~対策~
①晴れ・曇りにかかわらず日中は必ず日焼け止めを
②UVカット効果のある下地やフェイスパウダーを活用
③ブルーライトカット眼鏡・スキンケアで肌を守る
【原因4】ホルモンバランスの変化による皮脂量の減少
更年期以降は女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、皮脂分泌が減り、肌の水分保持力が低下します。れが、乾燥性の肌荒れや小じわ、かゆみの原因になることも。
~対策~
①保湿成分(セラミド・ヒアルロン酸・スクワランなど)配合のスキンケアを選ぶ
②オイル美容を取り入れて「水分+油分」をダブルで補給
③睡眠・ストレス管理でホルモンバランスを整える
11月の肌荒れは「乾燥+血行不良+ホルモン変化」がポイントです。
50代の肌荒れは一時的なものではなく、季節・年齢・生活習慣が複合的に影響しています。「保湿」「巡り」「紫外線ケア」の3つを意識し、オイルや高保湿アイテムを上手に取り入れることで、11月の肌もやわらかく、つややかに保つことができます。

2. マナー美・教養30 秘訣
年齢に負けない美肌キープを心がけています。
毎日の食事と生活習慣の積み重ねが、秋から冬にかけての健やかな美しい肌を決める秘訣になっています。
<50代の11月におすすめのスキンケア習慣>
①洗顔は朝も夜も「ぬるま湯+やさしく」を徹底
②美容オイルを化粧水の後に1~2滴なじませる
③夜は「保湿クリームでフタ」を忘れずに
④週1~2回、オイルマッサージやシートマスクで集中ケア
実際に私が日々のケアで実践している内容です。是非、ご参考ください。
![]() |
嵯峨裕美子プロフィール salon de Saga manners主宰 スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。 欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/ 「エチケット&プロトコールマナー」「大人のマナー シリーズ」「メイクレッスン」を開催中。 |















この記事へのコメントはありません。