寒い日でも冷えにくい入浴剤選び

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~    https://mizuki-kaimin.com/新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

はじめ

2022年になり、この冬東京もとうとう雪が降りだしました。
カグジョ世代は寝る時の手足の冷たさに中々眠れない経験をすることも増えてくるお年頃。
そこで今回は効率よく体温を上げる入浴剤選びについてです。

入浴剤によるぽかぽかキープ効果

「ただのお湯」よりもやはり入浴剤は体温を上げる効果もキープする効果も高い。
温泉大国ニッポンとはいえ、効能効果のある温泉に毎日通うことはできないエリアに住んでいる人が殆ど。冬場は是非とも活用したいアイテムです。
では、どんなタイプが寒い時期に向いているのか?

(1)ダントツでオススメしたいのは、≪炭酸系≫です。
とにかく血流改善効果が高く、また疲れにくい、冷めにくい、特徴があります。

良い眠りにつくためには体温が下がってくるところを利用するのが良いわけですが、冬場はどうしても他のシーズンより早く冷えやすい。お風呂上りにうっかりアレやコレや家事をしていたらすっかり冷えてしまうなんてことも。
なので、できるだけキープ力のある方が冬場には向いているかもしれません。

また、冷え切った手足では、布団に入って一旦温まりその後、寝ている間に深部の熱を放出すると言うように睡眠の熱放散系システム稼働に時間がかかります。炭酸浴でいつもとは違い血流が改善して末端の冷えがない状態からスタートすれば、スムーズに深い眠りに落ちていく事が出来ます。

出典:日本浴用剤工業会

(2)さらに、市販の粉末入浴剤に含まれる≪無機塩類≫は、肌のタンパク質と結合して保護膜を作るため皮膚表面温度が冷めにくくなる効果がある。
結果、ただのお湯よりも、湯冷めしにくいようです。

(3)因みに、無機塩類の一つ≪塩≫で家のお風呂を塩化物泉と同じにしよう!とするならば・・・
塩化物泉を含む塩類泉の条件は1000mg/L以上 という基準があります。
一般的な湯船約200Lとして、塩200gですね。
他に成分を含むバスソルトでなく食塩でも、実際やってみた方によると、お湯よりしっかり温まるようです。

まとめ

手足が冷えて眠れないかも・・・そんな夜は、是非入浴剤を上手に活用して一旦体をしっかり温めてから寝る準備を。

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

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