【令和女子は知っている 美・教養】
第52回 50代の9月、秋枯れ肌にならないケア方法

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでヨーロッパの社交界などで実体験した経験をもとに、たくさんのご受講生にエチケット&プロトコール(交際儀礼) マナー、立ち振る舞い、ファッション、メイク&ヘアスタイル、パーソナルカラー&スタイル診断などトータルにアドバイスさせていただきました。
2025年も引き続き「令和女子は知っている美・教養」で品格を磨く大人のマナーから、人生を豊かに愉しむための秘訣についてお伝えいたします。

コラムをご無沙汰しておりました。
誕生日を迎え、新たなチャレンジとして「Pococha(ポコチャ)」でライブ配信を朝と夜の2回、28日間の配信を行なっておりました!スマホでライブ配信と視聴ができるライブコミュニケーションアプリですが、奥が深く日々、学ぶことばかりです。

配信を始めた経緯は、神楽坂女子俱楽部のイベントを通してライバー事務所の社長さんをご紹介いただき(神楽坂女子Instagram掲載)、人生の初チャレンジ中です。
ライバー名は「サロンSAGA」で朝7:30~9:00、夜20:30~22:00に配信をしておりますので、お会いできる方は是非いらしてください。

東京も秋らしい季節を感じてきました。今回のコラムでは秋を迎える前のお肌ケアについて「秋枯れ肌」をご紹介いたします。最後まで愛読いただけると嬉しいです。

秋枯れ肌とは?
夏の強い紫外線や冷房による乾燥でダメージを受けた肌は、9月に入ると一気に疲れが表面化します。これがいわゆる「秋枯れ肌」です。50代では特に、肌のバリア機能低下・コラーゲン減少・血行不良が重なり、乾燥・くすみ・小じわ・ハリ不足といったエイジングサインが出やすくなります。

1.50代の気をつけたい肌悩み「乾燥・くすみ・ハリ不足を防ぐ」

①乾燥:朝晩の気温差と湿度低下で肌がつっぱる

②くすみ:夏の紫外線ダメージやターンオーバーの乱れ

③シワ・たるみ:乾燥による小じわが深く刻まれやすい

④ゴワつき:古い角質が残って透明感を失う

これらは放置すると「老け見え」を加速させる原因に繋がります。だからこそ、9月からのスキンケアがポイントになります。

2.秋枯れ肌を防ぐスキンケアポイント

①クレンジング&洗顔は「落としすぎない」
夏に使っていたさっぱりタイプから、保湿力のあるミルクやバームタイプにシフト。
皮脂を守りながら汚れを落としましょう。

②化粧水は「重ねづけ」で水分補給
コットンよりも手でなじませ、数回に分けて重ねづけすることで、乾燥しやすい50代肌にうるおいをチャージ。

③美容オイルでバリア機能を強化
9月のスキンケアに欠かせないのが美容オイル。
アルガンオイル、ローズヒップオイル、フランキンセンスオイルなど、抗酸化力・エイジングケア効果の高いオイルを化粧水後にプラスすることで、乾燥小じわを防ぎ、ふっくらとした肌をキープできます。

④美容液でハリと透明感をサポート
レチノール、ビタミンC誘導体、ナイアシンアミドなどのエイジングケア成分配合美容液を取り入れると、くすみやシワ改善に効果的です。

⑤紫外線対策は引き続き必須
9月もまだ紫外線A波(UVA)が強いため、日焼け止めを継続しましょう。シミ・たるみ予防につながります。

50代の9月は、夏のダメージが一気に表面化する「秋枯れ肌」シーズンです。
クレンジング・保湿・美容オイル・紫外線対策をバランスよく取り入れることで、乾燥や小じわを防ぎ、透明感とハリのある肌を保てます。
年齢とともに変化する肌の状態を見極めながら、50代のための「乾燥・くすみ・ハリ不足を防ぐ」ケアで健やかな美しい肌をキープしましょう!

3.マナー美・教養29 秘訣

スキンケアでの外側からのケアはもちろん大切ですが、肌を根本から整えるには、インナービューティ=体の内側からのケアも欠かせません。
抗酸化食材・腸活・タンパク質・睡眠・ストレスケアを意識することで、内側からうるおいと透明感を育み、年齢に負けない美肌キープを心がけています。
毎日の食事と生活習慣の積み重ねが、秋から冬にかけての健やかな美しい肌を決める秘訣になっています。

〜50代ライフスタイルでできる秋枯れ肌対策〜
♡食事:鮭・アーモンド・緑黄色野菜など抗酸化食材を意識
♡睡眠:質の高い睡眠でターンオーバーを整える
♡運動:血流を良くし、くすみ・むくみを防ぐ

〜私のインナービューティ〜
抗酸化作用のある食材として、ビタミンC(赤パプリカ、キウイ、ブロッコリー)はよくいただく食材です。ビタミンE(アボカド、オリーブオイル)とアスタキサンチン(鮭)はサラダの定番!
また、腸活では発酵食品(納豆、ヨーグルト)、ハリ不足やたるみ予防には良質なタンパク質(大豆製品、魚、鶏むね肉)をなど意識して食事に取り入れています。
水分補給(白湯やハーブティーで体を温め)では、毎朝のルーティンで白湯を必ずいただいています。

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰
スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。
欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
「エチケット&プロトコールマナー」「大人のマナー シリーズ」「メイクレッスン」を開催中。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP