《食》冬野菜で大地の気をいただく

皆さん、早いもので、2月も終わりですね。。日数が少ないのもありますが、神楽坂女子倶楽部の冬のランチ会もあり、あっという間に過ぎていったような気がします。楽しい時間を皆さま、ありがとうございました(*^o^*)
お話させていただいた方々との時間、有意義な時間でした。

今までは、五味五色で、色を決めていきましたが、第6回目なので、ここからは、季節をイメージして、お伝えしていきたいと思います。
さて、今回のテーマは、『冬野菜で大地の気をいただく』テーマカラーは『素色』です。

この色は、少し色のついた白色です。そしょくと読みまして、天然の色を使ったきれいな色です。
無垢、純粋とイメージされ、昔から飾らぬことを是とする日本文化を象徴する色だと思います。
白よりも柔らかな優しい印象を受けます。
冬から春に向けての今の季節にぴったりの色ですね。

暦では春ですが、まだまだ寒いこの季節、乾燥する冬の終わりに根菜を食べるとなぜよいのか。
それは、冬は自分の体を保護しようとし、解毒作用よりも『消炎作用』の強い野菜を、風邪をひかないように体が求めているのです!
冬野菜といえば、大地の上に出ている、

●白菜
●ほうれん草
などの、葉っぱ類。
大地の下に生えているものは、
●芋類
●大根
●にんじん
などが、あります。

大地の下に生えているものは、大地の温かさがたっぷりと入っているので、しっかり食べてその温かさを体の中に入れてくださいね。
冬は、血を作りながら体を温めてくれる「ほうれん草」を食べるといいです!
この季節限定の「ちぢみほうれん草」がオススメです!!
バターソテーにすると、肉厚のほうれん草がおいしく食べることができます(*^o^*)
私のお店での限定メニューのレシピを、特別に伝授します!

『ベビーホタテと蕪とちぢみほうれん草のバターポン酢炒め』

1. バターをフライパンで温め、少しずつ溶けてきたら、ベビーホタテを入れ、炒める。
2. ホタテに少し焦げ目がついたら、お酢をひと回しいれ、醤油もひと回しいれる。
3. 蕪、ちぢみほうれん草を入れて、炒める。
4. しんなりしたら、お皿に盛り、ごまをふって、出来上がり。
とても、簡単でお手軽に作れますので、ご家庭で量を調節しながら、ぜひ作ってみてください♪

淡い色の野菜は、緑の野菜に比べると解毒作用は、それほどでもありません。
その代わり、消炎作用に優れています。
大根や蕪、白菜は、風邪の予防に最高です!
また、白菜や蕪は、食物繊維が多く、腸の掃除をしてくれます!
いわば、「腸の解毒」をしてくれるのです!
自分の体の声を大切に、おいしいと思うものを、「おいしい」と、感じ、春に向けて、体を整えてください。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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