変化を楽しむ

スレスフルな社会生活に果敢に立ち向かっている現代人は誰もがメゲたり、凹んだりします。その理由もメカニズムもさまざまです。 「エゴ・レジリエンス」とは、日々のストレスをうまく調整して元気な自分を維持する力、誰もが持っているパーソナリティの弾力的な力です。「エゴ・レジリエンス」を高めることで自我のバランスをとる力が強化され、メゲても凹んでも、すぐに立ち直ることができるのです。
エゴレジ研究所の小野寺と畑が、「エゴ・レジリエンス」関連のお役立ち情報を提供し、あなたの元気をサポートします。

新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されて今月8日で1年。生活者の価値観は大きく変化しています。ポストコロナの世界での新たな日常を捉えていくことが重要になっています。特に、緊迫した世界情勢や物価高・エネルギー高、AI・デジタル技術の進化なども影響を及ぼしており、この先、生活者の価値観はさらなる変化を遂げていくことが予測されます。そこで今回は、そんな現代を上手く生き抜くため、「変化」を受け入れて楽しむコツをチェックしておきましょう。

変化と行動パターン

変化が起こったとき、変化の予兆を感じたときに取れる行動パターンはいくつかあります。その代表例は、

  1. 変化にいち早く気が付き行動を始める
  2. 変化してからかなり時間が経過してから行動を始める
  3. 変化から目をそらして何もしない
  4. 変化を受け入れられずに途方に暮れる

あたなはどのタイプでしょう。
多くの人は、上の選択肢でいうと2.「変化してからかなり時間が経過してから行動を始める」タイプではないでしょうか。

変化が起きた場合、最終的にはその変化に対応するしかなくなってきます。ということは、変化にいち早く気が付き行動を始められる人が最も成功に近づけるということです。そして、変化にいち早く気が付き行動を始めるために必要なことが「変化を楽しむ」ということにほかなりません。

変化を楽しむための3つのポイント

時代は待ったなしにどんどん変化しています。現金はキャッシュレスになるし、4Gは5Gになるし、車も自動運転になるし、レジは無人になるし・・・。今まではゆるやかに変化していたことも、アフターコロナ、ポストコロナになってライフスタイルや働き方なども一気に変化を余儀なくされました。
こうした変化に柔軟に対応し、楽しむためのポイントをあげてみます。

1.脳は変化が嫌い!を「理解」
基本的に人の脳は、
★変化=身の危険  と判断するため「回避」しようとするという性質があります。
たとえば、ここ3日間を振り返ってみて、何か新しい経験はありましたか。きっとほとんどの方は「何も新しいことはない」「いつもと変わらない」日常だったのではないでしょうか。

★変化を選択する=ストレス 脳は、生存本能から変化に対するストレスを回避しようとするため「いつも同じ状態」「現状維持」をキープしようとしているのです。
逆に言うと、同じことを毎日行うことによって精神のバランスを保っているともいえます。朝起きてから仕事に行くまでってだいたい同じルーティンになっていませんか。

「自分がやったことのないこと」
「行ったことのない場所」
「知らない人に会う」
こんな時に
✓人に変な目で見られたらどうしよう・・・
✓拒絶されたり否定されたらどうしよう・・・
✓話が合わなかったらどうしよう・・・
といった不安に襲われて動けなくなった経験はないでしょうか?
これもまさに、「変わらなくてもいい」「そんなことしなくても生きていける」と脳が現状維持しようとしているからだと言えます。脳は、危険と判断したものに対してブレーキをかけるようになっています。

変化に柔軟に対応し、変化を楽しむためには、脳は「変化が嫌い」ということを理解しておこくことです。
日々の「変化」に対して心が抵抗感を感じることもあると思いますが、それは自然なことだということを、まずは理解しておくことが大切です。まずは「変化」に対して抵抗感のある自分を受け入れてみてください。そうすることで少し、気持ちが落ち着きます。
抵抗を感じている自分の状態をダメだと考えず、「ある」ものは「ある」と理解することで次の一歩を踏み出しやすくなります。

2.すぐに「判断しない」
つぎのポイントは、すぐに「判断しない」ことです。ここで言う「判断」というのは、
✓これをやることに意味はないだろう =「意味」のあるなし
✓自分にはできやしない・・・        =「価値」のあるなし
✓きっと失敗するだろうな         =「失敗」するしない
などの、「思い込み」や「決めつけ」のことを言います。自分の勝手な思い込みや決めつけによる自己判断(良い悪い・好き嫌い)のせいで、不安が膨れ上がり、さらに憂鬱な気分を作り出してしまいます。「変化」に柔軟に対応していくためには、自分の思い込みや決めつけなどで、すぐに「判断」してしまうのをやめてみましょう。

3.古い信念を「手放す」勇気
3つ目のポイントは、古い信念を「手放す」勇気を持つことです。
変化した方がいいのは「行動」だけではなく「思考」も同じだからです。
例えば、
「自分は絶対にキャッシュレス化の波には乗らない!
「会議にビデオ会議なんてものがあってたまるか!」
「〇〇大学を卒業した自分は誰よりも優れているんだ!」 など

「自分はこう思う」「自分はこう信じている」など、人それぞれ信じていることがあります。自分の信念を持つことは大切なことですが、これが時として自分の足を引っ張ってしまう原因になってしまうこともあります。
あなたが考えを変えても、あなたはあなたです。あなたは自分が考えるよりもずっと多くのことを行ない、経験し、楽しむことができるのです。
時代の変化に柔軟に対応していくためには、時に自分の古い「信念」を手放し、変えていく必要があるという「信念」を持つことも必要ってことです。

変化を楽しむメリット

変化をネガティブに捉えてしまうよりも、ポジティブに捉えた方が人生が楽しくなるのは当然です。そこにメリットがあります。

1.新しいチャンスが生まれる
変化を楽しむことができる人には、次々と新しいチャンスが舞い込んできます。
例えば新しいテクノロジーが開発され、近々会社の一部で試験的に導入されるという情報が流れた時。変化を楽しめる人は、その新しいテクノロジーを我先にと試すでしょう。一方で変化を楽しめずに拒んでしまう人は、「今のままの方が慣れていて失敗もしないし、効率がいい」と新しい技術を試そうとしません。
失敗を恐れずに誰よりも早く変化に適応していくことで、その分野の先駆者になることができます。変化に対するアンテナが高いので、誰よりも速く変化に気づき適応していくことができるのです。

2.柔軟な考えができるようになる
変化を楽しむ事ができる人は1つのことに固執していないため、異なる価値観や新しいものを柔軟に受け入れる事ができます。それは次第に自分の力となり、幅広い視野が身についたり、いろいろな分野の仕事に挑戦したりできるのです。
さらに変化によって、脳が今までにないさまざまな刺激を受け活性化するため、アイデアが出やすくなるでしょう。

3.人間関係が広がる
変化を楽しむことができると、人間関係の変化も柔軟に受け入れられるようになります。人も時の流れによって変わっていくもの。昔からの親友も時が経てば、価値観が合わなくなってしまうかもしれません。
しかし変化を楽しむことができると、その変化も認め大切にすることができます。新しく出会う人も拒むことなくコミュニケーションをとることができるので、どんどん自分の世界を広げることができるでしょう。

以上、エゴレジ研究所から現代を上手く生き抜くため、「変化」を受け入れて楽しむコツについてご紹介しました。変化自体には良いも悪いもありません。自分がどう捉えるかによって決まるのです。あらゆるものが変化する時代。どうせなら変化を楽しんで、心地よい毎日を送りましょう。変化を楽しむことができれば怖いものはありません。自分から変化に飛び込めるようになればチャンスも拡大し、自身も成長でるでしょう。

 

エゴレジ研究所は,生涯発達心理学,パーソナリティ心理学,ポジティブ心理学の領域からの調査研究の成果を活かし,「エゴ・レジリエンス」をキー・コンセプトとして,いきいきと人生を楽しむことができる社会の実現に貢献することを目指しています。

あなたの元気のアドバイザー「エゴレジ研究所」
https://egoresilabo.com/

<プロフィール>

代表 小野寺敦子/ 心理学博士

目白大学 人間学部心理カウンセリング学科教授
・・・・同校 心理学研究科大学院修士課程教授
・・・・同校 心理学研究科博士後期課程教授
臨床発達心理士・三越伊勢丹アポセカリー顧問
NPO法人フレンズスクエア 代表理事

GM 畑 潮/心理学博士
GCDFキャリアカウンセラー
健康リズムカウンセラー

 

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