こんにちは。神楽坂女子俱楽部の高村です。
今回は<65歳以上でも働ける仕事のランキングを見て驚いた!>です。
目次
◆年収100万円で足りるのか?年金は減っているのに??
さて、65歳以上でも働けるランキング第1位は農業!
ある出版社のコラムに「65歳以上でも働けるランキング」というのが出てました。
第1位はなんと農業!確かに定年もないし「働くことはできる」と思いますが。。。
コラムには年収は約100万円くらいの方が一番多いと書いてありました。
令和の米騒動と言われた時にコメ農家の方が東京でデモを開催したときのインタビューでは、「時給10円くらいだよ」とお怒りのご様子でした!
現実的な話、大規模農家でないと利益はなかなか厳しいようです。しかもこの異常気象で収穫量も先が見えない!
いくら65歳以上でも働けるからと言ってもなかなか厳しいのでは。。。
◆第2位は生産工程!こちらの問題点はロボットに置き換わる可能性が高いこと。
これは工場の製造現場での仕事です。
男性が半分以上だそうです。ある意味単純作業が多い可能性があります。
そうなると低価格のロボットが広がったとたんリストラになっちゃうのでは。。と思うのですが。
年収は200万円ほどが主流だそうです。
◆第3位は事務職! AIでなくなる仕事NO1なのに???
女性が多い仕事と紹介されていました。コールセンターや初歩的な経理事務をはじめ
どんどん進化しているAIに切り替わってきている事務職!
本当に安心して65歳以上でも働けるからと選んでいいのでしょうかね??
◆来年度から導入が検討されているプラチナNISAの考え方を探ると。。。
プラチナNIISAは65歳以上を対象とした少額投資非課税制度です。
悩ましいポイントは以前にメルマガにも書きましたが、「たこ足投信」と言われる
毎月分配型投資信託です。
分配金の一部またはすべてが「元本払戻金(特別分配金)」となっている場合、それは運用による利益ではなく、税法上、投資家自身が拠出した元本の一部が戻ってきているだけに過ぎません。
つまり、表面的には収益を受け取っているように思えても、実際には自分のお金を自分に返しているという構図になることがあります。
元本払戻金は、実態としては投資信託の運用資産を削って分配しているため、ファンドの基準価額は徐々に下がっていく傾向があります。このような分配が長期間続けば、資産全体の減少、すなわち元本割れのリスクが高まってしまいます。
政府としては「長く生きる現代は<可能なら働き続け殖やしながら使う>を前提とした生き方を推奨しているように感じました。
そうなるとすでにロボットに変わることが見えてきている職種や年収100万円で気候変動に振り回される仕事を65歳で選んでいいのかどうか?
私はやめたほうがいいと考えます。今の65歳は元気で頭もクリアなので今までの経験を軸にあと10年は自分のペースで働ける仕事を選ぶことが大事!
そのためにはなるべく早い年齢から経験を蓄積できるようにキャリアをロングスパンで考えることが大事だと思ってます!
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高村 祐規子
合同会社キャリア&マネー協会代表 人材育成コンサルタントとして企業内研修のコンサルや女性専門のキャリアカウンセラーとして現在まで約1万名の女性たちとの面談経験がある。「働く女性のキャリアとお金」が専門。 |
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