こんにちは。株式会社 FitStat APACの庄司真由美です。
「補助金や助成金って、これから減るの?それとも増えるの?」
そんな声を多くの経営者の方から聞くようになりました。
確かに、世の中の情勢が変わる中で、国の支援制度も見直されているのが現実です
この記事では、法人が利用できる補助金・助成金の今後について、なるべくわかりやすく解説します。
起業や事業拡大を考えている方にとって、資金の確保は大きな課題です。
そんなときに役立つのが「補助金」や「助成金」です。
これらは国や自治体などからもらえる“返さなくていいお金”であり、うまく活用すれば事業の成長を強力に後押ししてくれます。
でも、種類が多くて、どれを選べばいいのか分からない…」という声も多いのが現実。
今回は、代表的な補助金・助成金の種類とその特徴を、初心者にもわかりやすく紹介します。
目次
<補助金と助成金の違いって?>
まず押さえておきたいのは、「補助金」と「助成金」は似ているようで少し違うという点です。
補助金は、応募しても採択されなければ受け取れません。審査があり、競争があるのが特徴です。
助成金は、条件を満たせば原則もらえるお金で採択率が高い傾向にあります。
<主な補助金の種類と特徴>
◆小規模事業者持続化補助金
小さな会社や個人事業主が、販路開拓(チラシ作成、Webサイト制作など)に使える補助金です。補助額は最大50万円〜200万円程度で、比較的申請しやすいのが特徴です。
◆ IT導入補助金
業務効率化のためにITツール(ソフトウェアなど)を導入する際に活用できます。
補助率は1/2〜3/4で、最大450万円まで支給される場合もあります。
◆中小企業省力化投資補助金
人手不足に悩む中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、IoT・ロボット等の人手不足解消に効果がある設備導入を支援し、付加価値額や生産性向上、賃上げにつなげることを目的としています。
<主な助成金の種類と特徴>
◆キャリアアップ助成金
非正規社員を正社員にしたり、教育訓練を行ったりした場合にもらえる助成金です。人材育成や雇用環境の改善に取り組む企業におすすめ。
◆働き方改革推進支援助成金
テレワーク導入や労働時間の短縮など、「働き方改革」を進める企業が対象。設備投資費用などが一部補助されます。
自分に合った制度を見つけるコツ
補助金・助成金には「対象となる事業」「使える用途」「企業の規模や状況」によって向き・不向きがあります。まずは自分の事業で「何にお金を使いたいのか」「どんな取り組みをするのか」を明確にし、それに合った制度を探しましょう。商工会議所や専門家に相談するのも一つの方法です。
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【プロフィール】 株式会社 FitStat APAC 庄司真由美 金融業界で25年間の経験を持ち、銀行・保険・証券会社にて支店での顧客応から本社での代理店営業まで幅広く担当。 「お客様目線のサービス」を信念に、常に顧客満足を追求。 コロナ禍をきっかけに「自分にとって本当に価値のある働き方」を見直し、 お客様からの「ありがとう」を一つでも多く頂くことを目標 に現職で事業部を立ち上げ。補助金・助成金を必要な人に届けること使命とし、日々精力的に取り組んでいる。 |
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