木沢　いずみ 三軒茶屋で１５年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー　tuakjam【トゥアックジャム】を経営。 地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント！ https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

体が最も冷える時期は夏？

皆さん、こんにちは。もう、８月も半ばに入りました。あっという間ですね。いかがお過ごしでしょうか。体作りをされている方は快適に過ごされていることと思います。

ただ、仕事柄、寒いくらいに冷房が効いた場所にいる時間が多くなる方も多いと思います。そういった、寒い部屋に薄着で、冷たい飲み物や食べ物をとりがちではないでしょうか。エアコンのおかげで快適に過ごせる反面、内臓まで冷えてしまい、胃もたれや便秘、むくみ、生理痛、食欲不振などの不調が増えることもあります。

体内に余分な熱がこもる夏は、熱をさます夏野菜を積極的に摂るようにしましょう。ただ、内臓を冷やさないように、スープや煮物などで温かいものを食べるようにしましょう。何事もバランスが、大切です。

なんでもそうなんですが、栄養があるからといって、偏った食べ方は、逆に体によくないのは皆さんご

存知だと思います。夏野菜は水分を多く含み、熱のこもった体を冷やしてくれる作用があります。ですが、食べすぎてしまうと、体が冷えすぎ、冷え性の悪化や下痢を起こしてしまうことも。

冷たいドリンクを飲みがちな夏。胃腸も弱ってしまうので、食欲が落ち、体のだるさや、疲れやすくなることもしばしば。汗と一緒にミネラルが出てしまうので、熱中症や夏バテの原因にもなります。

正しい野菜の摂り方で、野菜の効能を最大限に活かしましょう！

●　きゅうり→酢と一緒に摂ると、ビタミンCが効率よく摂れます。

●　ピーマン→加熱に弱いので、ビタミンCをより摂りたい場合は、生で！

●　ゴーヤ　→加熱に強いので、炒めものでもスープでもOK

●　トマト　→熱を加えることで、リコピンの吸収率がアップ

●　かぼちゃ→βカロテンたっぷりで、ビタミンC.Eも含まれ、食物繊維もたっぷりなので、揚げ焼きなど、さっと加熱がおすすめです。

かぼちゃ　スライス6枚

玉ねぎ　1/2個

みそ　大さじ1

水　380ml

顆粒だし　小さじ2

① かぼちゃスライスを3等分に切る。

② 玉ねぎは薄くスライスする。

③ 鍋に水を入れ、あたため、玉ねぎを入れ、沸騰する前に、だし、かぼちゃを入れ、一煮立ちさせる。

④ 火を止め、みそを入れ、軽く混ぜ合わせる。

⑤ お椀に盛り付け、完成。

ゴーヤ 1／4本

豚肉　100g

しめじ 1/2袋

卵　1個

キムチ　100g

生姜　２センチくらい

麺つゆ　大さじ2

ごま油　大さじ1

水　400ml

① ゴーヤをワタを取り、薄切りにして、塩水に浸しておく。

② しめじをほぐしておく。

③ 豚肉は食べやすい大きさに切っておく。

④ 生姜とキムチは、千切りにする。

⑤ ごま油を鍋で熱し、豚肉を炒め、キムチ、生姜もいれ、水を入れる。

⑥ 温まって来たら、しめじとめんつゆを入れ、味を整える。

⑦ 一煮立ちしたら、ゴーヤを入れ、1分ほど加熱する。

⑧ 溶いた卵をまわし入れる。ふわっとしたら、火を止める。

⑨ お椀に盛り付け、完成。

トマト　1/2個

ズッキーニ　1/2本

ベーコン　１パック

玉ねぎ　1/2個

トマト缶　1/2缶

水　300ml

コンソメキューブ　1個

塩コショウ　少々

中濃ソース　小さじ1

オリーブオイル　大さじ1

① トマトとズッキーニを角切りにする。

② ベーコンは、食べやすい大きさに切り、玉ねぎは、薄くスライスする。

③ 鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンと玉ねぎを炒める。

④ 玉ねぎが透明になったら、水を入れ、トマトとトマト缶をいれ、加熱する。

⑤ コンソメ、中濃ソースを入れ、混ぜ合わせ、塩コショウで味を整える。

⑥ 沸騰する前に、ズッキーニを加え、一煮立ちさせて、火を止める。

⑦ 器に盛り付け、完成。

今回は、体を温める夏のスープレシピをご紹介いたしました。

私も夏休み中は、毎日味噌汁やスープを飲むようにしてたので、体の調子はすこぶるよかったです！

朝からすっきりして、元気に動けるのでオススメです。夏も後半に入りました。まだまだ暑い日が続きますので、皆様、お気をつけてお過ごしください。お読みいただきまして、ありがとうございました。

青森県出身。航空会社勤務を経て、イタリアン、アジアン料理、梅酒バーで修行し、2007年に、自身の店　［tuakjam］トゥアックジャムを三軒茶屋にオープン。
地元青森の食材を使った創作料理や、おつまみを提供。ちょっとかわった梅酒や店主こだわりの焼酎が飲める。
店主もだいたい飲んでるので、ひとりで来ても安心。一緒に飲める家のような店。
武士の食卓で、和食伝承士を取得。和食の料理教室を独自に開催。今後は、定期的に開催するよう、準備中。
三軒茶屋のバーは、ひとりでくるお客様が多いので、大人の放課後みたいなイメージのお店。ごはんも食べられるので、独身率高め。年齢層は30〜40代をメインに、幅広い。

定休日→日曜日
営業時間→17:00〜24:00