【Vol.26 睡眠と仕事力】
おはようございます。
人生、丈夫に寝たもん勝ち!2分間コラム。今回は、「仕事力チェックと睡眠」のお話です。
『こんな症状ありませんか?』
今回は貴女の仕事力から見る睡眠チェック!です。
思い当たる方は、今日は早く帰って寝る!早めに睡眠不足・睡眠負債を解消する!ということをオススメします。
必要な睡眠は人それぞれです。
同じ人でも、ライフステージによってその時に必要な睡眠は変わります。
だから、何時間寝たか?や、スマホアプリの測定結果だけで判断はできません。
自分の心の声・体の声=己を感じ取る感覚が一番大事です。
今回は、今の貴女の睡眠状態を仕事力という面からチェックしてみましょう。
ここ最近(この1、2カ月前と比べて)こんなことは起きていませんか?
- ミスが増えた・・・作業の手が短時間完全停止してしまう。見直しや間違いが増えた!
- スピードが落ちた・・・同じ作業が以前より時間がかかる!急ぐとミスする。
- 記憶力が落ちた・・・覚えられない!身につかない。
- 自己評価が不正確・・・エラーは無視するようになった。成績を過大評価または過小評価する。さらに眠気の評価も過小評価(眠気に対する感覚が鈍って眠いかどうかわからない)
- 思考が狭くなった・・・新しい発想やヒラメキが浮かんでこない!企画力が落ちた。考えられないで思考停止。
- 非効率的な方法に執着する・・・効率の良い計画や方策が立てられなくなった!立てた計画を途中修正することができない。ハイリスクな方法を選択しがちに。
- 必須ではない事柄を無視する・・・課題をこなすだけ!ほかの関連事項は無視しがち。応用や臨機応変な対応をしなくなった。
- メンタルヘルスの悪化・・・なんとなくイライラすることが増えた!不安やうつうつとした気分がぬぐえない。やる気が全く起きない。
- 社会性の低下・・・情動のコントロールができなくなっている。他人への不満や非難が増えた!人の表情や空気が以前より読めなくなっている。コミュニケーションがめんどくさい。
いかがでしょうか?
以前と比べて、このような項目で思い当たるフシはありませんか?
もしある方は、今夜はどうぞ、行くりお風呂に浸かって、頭の中を空っぽにして、早めにお布団に入ってみてくださいね。
手遅れになる前に、睡眠改善して、元の貴女らしさや能力を取り戻しましょう!
それでは、今夜も良い眠りを・・・「人生、上手に寝たもん勝ち!」
プロフィール
Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)
埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)
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