香港から広州エリアまで、電車やバスで約3時間。
金曜の仕事終わりに、ふらっと小旅行にちょうどいい場所です。
前回は、銅鑼湾のタイムズスクエア前から出発する最終バス(21:30頃)に乗って、広州へ行きました。
ホテルはサービスアパートメントタイプも多く、香港のホテルよりも広く、リーズナブルに泊まれます。また、キッチン設備や洗濯機もありますのでとても便利です。
さて、広州の定番スポットといえば、前回ご紹介したオールドストリート「上下九歩行街」ですが、新しいスポット「永慶坊」もオススメです。
「上下九歩行街」の反対側(長寿路駅を背にして右側。左側に上下九歩行街)にあり恩宁路沿いにあります。
古い民家をリノベーションしたショッピングエリアです。雑貨屋から、日本食レストラン、活版印刷屋、中国茶など様々なショップが集まっています。
日本で販売されている雑貨アイテムがこのエリアで生産されているためか、リーズナブルで驚きました。ものによっては、半額以下かも。
また、日本や香港で人気の高い、ブルースリーの住んでいたとされる家がありますので、ファンは必見です。
広州には定番スポットがもう一つあり、それが「沙面島」です。
イギリスとフランスの租界時代の西欧風建物が建ち並ぶエリアで、フォトスポットとしても人気が高く、週末はウエディングフォトを撮影している光景も見られます。
ホテルや雑貨屋、レストランなどありますが、その中で有名なのがスターバックスコーヒー。
コロニアル調の建物で2フロアあり、席の配置がゆったりとしているので、のんびりと過ごせます。
ちなみに広州の気候ですが、4月、6月と訪れましたが、蒸し暑く一日中外を出歩くのはなかなか困難です。いろいろ見て回りたい、という方は夏は避けたほうが無難です。
香港を何度か訪れ、ちょっと遠出したいという方は、広州まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
高橋 彩(たかはし あや)
日本人の香港在住者向けに、香港の食やビジネス、観光スポットなどを届けるフリーマガジンの編集者。
日本では、ディスプレイデザイナー、住宅系雑誌の編集、婚礼会社のマーケティングを経験。
2016年8月に香港へ移住。3月に約6,000人が住む離島に引っ越し、平日は都心ライフ、週末はゆったりと島時間を満喫している。
この記事へのコメントはありません。