あなたの“強み”が伝わらないのは“言語化”していないから

あなたの“強み”が伝わらないのは“言語化”していないから 〜選ばれるための“USP設計“

皆様、こんにちは。片山砂恵(かたやまさえ)と申します。中小企業外部COO、経営者と働く女性のメンターを事業にしております。今回、神楽坂女子倶楽部でメールマガジンを発信させていただく事になりました。
タイトルは、<あなたの“強み”が伝わらないのは“言語化”していないから 〜選ばれるための“USP設計”>です。

◾️選ばれないのはなぜなのか?“USP=あなたブランド”はわかりやすく言語化されていますか?
「頑張ってプレゼンしているのに、選んでもらえない。」
「他社(者)とどう違うのか、はっきり言えていない気がする。。。」
「肩書きはあるけど、“何を頼まれる人なのか”が自分でも曖昧。」

働く女性たち、特に副業・起業に取り組む女性の多くが、この“伝わらない壁”にぶつかっています
でも、それはあなたに「強みがない」からではありません。

選ばれない本当の原因は──“あなたの強みが言語化されていない”からです。

今、必要なのは「USP(Unique Selling Proposition)」の再設計。
マーケティングで言う「あなたを選ぶ理由」=“独自の価値提案”のこと。
同じように見える商品やサービスでも、
選ばれるブランドと選ばれないブランドの差は、このUSPの明確さにあります。

会社で商品やサービスを新しく発売するときには、競合や市場調査を念入りにし、商品説明やセールストークには、独自性を如何に出すのか?に相当の時間と力を注ぎこむと思います。
では、例えば個人事業主として副業しようとしたときに、「自分は何を売る人なのか?」を考える事に、どれだけの注力をしていますか?
個人を売ろうという時には、あなた自身が「ブランド」。
つまり、セルフブランディングが実績に直結するということです。。

◾️“複合キャリア時代”に必要な「言語化スキル」

今の時代は、ひとつの会社やひとつの職種に依存しない、
「複合キャリア時代」に突入しています。

終身雇用が前提だった時代とは違い、
「自分のスキルをどこで、誰のために、どう使うか」を
自らデザインする力が求められています。

そのための第一歩が、
自分の“強み”を明確に言語化し、言葉で価値を伝える力。
肩書きや経験ではなく、あなたの“想い×強み×価値”をどう表現するか。
それが、これからのキャリアの勝負どころになります
マーケティングの世界で「ポジショニング戦略」と呼ばれる考え方です。

1. 誰に(ターゲット)
2. どんな価値を(ベネフィット)
3.どのように届けるのか(コミュニケーション)

この3点を自分のキャリアにも当てはめて考えることで、
あなたのUSPが浮かび上がります。

◾️よくある「伝わらない」プロフィールの特徴
1️⃣ 肩書きが複数ありすぎて焦点がぼやけている
2️⃣ 過去の経歴説明に終始し、「誰のどんな課題を解決できるか」が書かれていない
3️⃣ 情熱や想いがあるのに、言葉が抽象的で共感されにくい

こうしたプロフィールは、読む人の頭の中で
「結局この人は何の専門家なのか?」という疑問を生み、スルーされてしまいます。

あなたの「強みの言語化」を始めるために、下記の3つの問いについて答えを考えてみて下さい。
1️⃣ 過去の成功・失敗の中で、自分が一番価値を生み出した瞬間は?
2️⃣ あなたのお客様が、あなたに一番感謝してくれた言葉は?
3️⃣ その強みを“誰の、どんな課題解決”に使いたいですか?

◾️今日のまとめ
✔ USPとは「あなたを選ぶ理由」であり、戦略的な自己表現
✔ プロフィールは“過去の説明”ではなく“未来の価値提案”
✔ キャリアの転換期には、まず「言語化の棚卸し」から始めよう

次回のメルマガでは、貴女の独自のUSPを明確にするにはどうしたらいいのか?USPが明確だと、何がどのように変わっていくのか?など、お伝えしていきますね!

◆片山砂恵 株式会社クーネクスト代表取締役
美容業界40年のキャリア。新卒で(株)ノエビアに入社し営業部門の約7年勤務後、(株)ダイアナに入社。32年勤務し、新規立ち上げた化粧品部門を55億の売上まで育成し全社スケールに貢献。10万人の顧客対象会報誌編集長や教育部・営業部部長を歴任し、最終ポジションは取締役COO営業部門管掌執行役員。女性経営者と社員育成1500人以上。50代で英国MBA。現在はライフワークである「女性の自立・自律の応援」を実現すべく(株)クーネクストを起業。事業内容は外部COO&経営者と働く女性のメンター。会社も人も商品も「売れない」→「売れる」に変える専門家。
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