《食》健康寿命をを伸ばす食べ方

皆さん、こんにちは。
水曜日の食のコラム担当の木沢です。

最近、暑かったり寒かったりで、体がついていかない方も多いのではないでしょうか?
花粉も飛んでるし、春は、体調崩しやすい季節でもあります。
それでも、毎年巡ってくるこの季節。
気持ちのいい春の陽気の反面、まだ夜は冷えますので、皆さま、服装などお気をつけくださいね。

今回は、人間の体に必要な「酵素」について、クローズアップしていきたいと思います。
テーマカラーは、健康の象徴の「オレンジ」です。

オレンジは、日本や中国において、愛や幸福の象徴とされています。
インパクト大の「赤」と「黄」の間の色なので、赤の力強さと黄色のの明るさの両方を兼ね備えています。
わたしは、あたたかくて、元気でる、まさに「健康的な色」だと感じます。
服や小物をオレンジのものを身につけると、明るい気持ちになります。

そして今、とても注目されてるひとつの、酵素。この酵素は、3種類にあるんです。

ひとつは、生命活動に重要な役割を果たし、細胞の再生や、自然治癒力や免疫力を高める働きを持つ「代謝酵素」

二つめは、食物の消化、吸収活動に不可欠で、消化器官内で分泌され、口から入ってきた食物の消化活動を行う「消化酵素」

三つめは、食物そのものの消化で、生の食物に豊富に含まれる酵素で、その食物を自己消化する「食物酵素」

今回は三つ目の「食物酵素」をピックアップしたいと思います。

生肉、魚、野菜、果物、納豆などの発酵食品から得られる消化酵素を「食物酵素」と言います。
食物酵素の働きは、消化だけでなく、吸収とあります。
例えば、魚に含まれるタンパク質は、そのままでは人間の体に吸収できません。
そこで、食物酵素の働きで体に使えるように作りかえるのです。

食べ物は、加熱するほどに、食物酵素を失い、消化に悪い食材に変わります。
食物酵素は、『熱に弱い』性質があり、60〜70度で破壊されてしまいます。

私もよく時間がないときや、手抜きごはんで、「納豆ごはん」を食べますが(笑)、納豆もアツアツのごはんの上にかけて食べると、酵素を失ってしまいます。
少し、冷めてから、のっけて食べるようにしましょう!!

お味噌汁も、「沸騰させてはいけない」とよく言われますが、酵素を壊さないようにという理由があるんですね。

今、家電量販店でも売っている、「低温泉調理器」などは、お肉や魚の栄養を損なわず、体に美味しく取り入れることができる、素晴らしい調理器なので、ぜひ購入されてみてはいかがでしょうか。
出来上がりも本当においしいので、自宅でレストランで食べる味が再現できますよ!

飲む点滴と言われている「甘酒」は江戸時代から庶民に飲まれて始めた、伝統的な酵素ドリンクです。
滋養強壮のために、夏に飲まれていたとされています。
体作りのために、今から、習慣に飲むのも体にとってもよいので、ぜひ、飲んでみてください。

今回はオススメの酵素ドレッシングのレシピを伝授いたします。

① 酢、みそ、すりごま、きび砂糖を混ぜ合わせます。

※オリーブオイルを入れると洋風ドレッシングに、そのままだと、和風の和え物のタレに使えます。

ぜひ、お試しください。
一品は、火を通さない料理を作ってみてください。

酵素で、「老化に勝つ」食べ方をして、夏に向けて、健康な体を作っていきましょう。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

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