《和文化》和の習い事

こんにちは!
笛の福原百麗(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。

「今こそ習い事のチャンス!」と前回書かせていただきましたが、ちょっと思い付きでネット検索してみましたら、「あなたに合う習い事とは?」というプチ診断が出てきました。

そのプチ診断で、ビジネス系、美容系、スポーツ系、ハンドメイド・料理系、そして和の習い事、どれが合うか診断されるのですが、和の習い事に合うのは・・・

  • 好きなことをしたい(資格取得でなく)
  • 黙々と何かに集中するのが得意で
  • 女性らしさ、感性を磨きたい人
    このような人らしいです。

ただ、その診断で取り上げられていた和の習い事とは、

  • 茶道
  • 着付け
  • 華道(生け花)
    (ちょっと取り上げてる種類が少ないですね〜)

確かに黙々とやる、感性を磨く類のものです。
ビジネス系ではないけれども、道とつくものには流派があって家元がトップに座し、段位が厳格に設けられていて上達するに従って段位を上げなきゃいけないような仕組みになっています。
このような習い事は少々難しい世界ではありますが、大手のカルチャーセンターでしたら色々な講座を揃えて、気楽に、ある程度の技能は身につけられます。
さらに極めたい場合には、先生とも相談されて正式に入門されるなど進む道はあるかと思います。

和のお稽古事は、何も黙々と修行するようなものばかりではありません。
例えば、最近人気の和太鼓。
元は野外で祭囃子で叩かれるものですから、ダイナミックで、アクティブで、スポーツ的ですよね。
でも仲間と呼吸を合わせたり、リズムを刻んだり、神経を使ったり黙々とした練習も必要です。

また、拡大解釈すると武術だって和文化です。
柔道、剣道、合気道、空手。
スポーツではありますが、サムライのように相手を観察したり、気を感じる鋭い感性が求められるのはちょっと西洋のスポーツとは違う点であり、魅力ですね。

先の習い事プチ診断によると、和の習い事は完全に趣味の領域とされていました。
始めるキッカケは趣味や楽しみであったとしても、深く入り込むほど、極めるほど、ビジネスにも通ずる素養や感性、マナー礼儀が含まれていることに驚き、ビジネススキルも格段にアップすることを実感されることと思います。

もちろん和文化の習い事でなくとも、ピアノとかの音楽とか、絵画とか、西洋の文化でもビジネスに通じるものはありますが、精神性を重視し、心に働きかけるものがあるというのが和の文化(習い事)でしょう。

 

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ワード・スピリット 藤本博子
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藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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