こんにちは。株式会社 FitStat APACの庄司真由美です。
「補助金や助成金って、これから減るの?それとも増えるの?」
そんな声を多くの経営者の方から聞くようになりました。確かに、世の中の情勢が変わる中で、国の支援制度も見直されているのが現実です。この記事では、法人が利用できる補助金について、なるべくわかりやすく解説します。
第14回:「補助金だけに頼らない!賢い資金調達の考え方」
→ 融資やクラファンとの比較、補助金の立ち位置を再整理。
まず補助金の特徴です。補助金は国や自治体が政策目的に沿って支給する資金で、新規事業や設備投資の初期負担を軽減する役割があります。これはGDP(国内総生産)の観点で見ると、「新しい経済活動を生み出すきっかけ」を作る資金と言えます。ただし、申請手続きが複雑で、採択されるまで時間がかかり、使途も厳しく制限される点には注意が必要です。

次に融資です。金融機関からの融資は返済義務がありますが、その分、事業計画がしっかりしていれば安定的にまとまった資金を確保できます。融資は設備投資や人材投資を通じて生産性を高め、継続的に付加価値を生み出します。これは企業の売上拡大を通じてGDPを押し上げる、最も王道の資金調達手段です。金融機関が重視するのは「返せるか」=将来の収益力であり、ここが事業の成長性を見直す良い機会にもなります。

三つ目がクラウドファンディングです。クラファンはインターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める方法で、最大の特徴は「お金を集めながら需要を確認できる」点です。これは市場性を事前に検証できるため、失敗リスクを抑えつつ新しい商品やサービスを世に出せます。需要が可視化されることで、その後の融資や追加投資にもつながりやすく、結果的に新市場創出=GDP拡大に貢献します。
では補助金の立ち位置はどこにあるのでしょうか。結論として、補助金は主役ではなく“呼び水”です。補助金で初期リスクを下げ、融資で事業を拡大し、クラファンで市場を広げる。この組み合わせこそが、企業成長とGDP成長の両立につながる賢い資金調達戦略です。補助金だけに頼らず、資金の性格を理解して使い分ける視点を持つことが、これからの時代には欠かせません。
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【プロフィール】 株式会社 FitStat APAC 庄司真由美 金融業界で25年間の経験を持ち、銀行・保険・証券会社にて支店での顧客応から本社での代理店営業まで幅広く担当。 「お客様目線のサービス」を信念に、常に顧客満足を追求。 コロナ禍をきっかけに「自分にとって本当に価値のある働き方」を見直し、 お客様からの「ありがとう」を一つでも多く頂くことを目標 に現職で事業部を立ち上げ。補助金・助成金を必要な人に届けること使命とし、日々精力的に取り組んでいる。 |














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