こんにちは。神楽坂女子俱楽部の高村です。
今回は＜ＡＩ時代の稼げる資格の見極め方＞です。

１：スクールにお金を払う前にやることは？

既に自分が希望する資格を使って仕事をしている人に直接現状を聞いてみてください。
「そんなのみんなやっているよ」と思うかもしれませんが、実際はほとんどの方はやっていないのが現実です。
スクールで成功している卒業生の話を聞いて「資格さえ取れば。。」と納得している方がほとんどです！

例えば。。。
どんなところで資格を活かしているのか？
給料はどのくらい上がったのか？
次のステップにつながる資格なのか？
ＡＩ時代にも活用できるのか？

高齢化や人手不足の時代でも使えるのか？　などは最低調べておきたいですね。

２：士業系の資格を狙っている人は要チェック！

士業系の資格も取れば安心という時代ではないです！
私の２冊目に本にも書きましたが弁護士資格でも約11％の人は年収200万円以下。。
昨年は弁護士資格を取ってイソ弁にならずに企業内弁護士として就職した人が過去最高だったそうです。
独立して弁護士事務所を開くより、企業の法務部で弁護士資格を活かして働くという選択をした人のほうが多いということです。
確かに手当も付くし、企業買収や海外進出による外国との法律文書の知識なども身に付くのでメリットは大きいかと思います。
パラリーガルという弁護士事務所でのポジションはＡＩでほとんど絶滅危惧だとか。。

弁護士資格に限らず企業内で活用する場合はいいのですが、まずは弁護士事務所や税理士事務所など特に小規模なところで経験を積んでその後自分の事務所を持ちたいと考えている方は特に。。。

お客様をどうゲットするか？営業力があるかどうかが、分かれ目になります。

資格だけあってもお客様は来ません！
自分は営業力があるか、人脈を広げていくことが得意かなどは今のうちに冷静に今までの自分を振り返って判断することが大事です！

３：稼げない資格を取らないために人脈を広げて本当の情報を取りに行く！

資格を取っても宝の持ち腐れになっている人。。。
多くは事前にきちんと活用できるか、稼げるかを調べていないパターンがほとんどです！
まずは年末年始の時間がある時に。。
自分がやりたいことは？
今迄の経験が役立つ資格か？
いくら稼げるようになりたいのか？　　などを明確にして、

実際に希望の資格を活用して仕事をしている方に話を聞く。
今後の展望についてどう考えているか？
資格を活かした新しい仕事などはないかなど色々ヒアリングをしてみてください。

そして、今までの自分の経験ややってきた仕事を明文化してどこにどう活かせば同じ資格を持っている人と差別化できるか？などを必ずやってみてくださいね。
色々な業界や職種の人達との人脈があればメール１本で聞くこともできます。
日頃から色々な人達と交流しておくと必要な時に本物の情報をゲットできます。
本物の情報を土台に自分の今までの経験を活かすためにもまずはむやみに資格取得に走らず、きちんと情報収集することが失敗しない秘訣です！

高村　祐規子 合同会社キャリア＆マネー協会代表　人材育成コンサルタントとして企業内研修のコンサルや女性専門のキャリアカウンセラーとして現在まで約１万名の女性たちとの面談経験がある。「働く女性のキャリアとお金」が専門。 「GCDF－Japanキャリアカウンセラー」「ファイナンシャルプランナー」 法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻修了