こんにちは。株式会社 FitStat APACの庄司真由美です。
「補助金や助成金って、これから減るの?それとも増えるの?」
そんな声を多くの経営者の方から聞くようになりました。
確かに、世の中の情勢が変わる中で、国の支援制度も見直されているのが現実です。
この記事では、法人が利用できる補助金について、なるべくわかりやすく解説します。
補助金や助成金を使う上で「えっ、これも対象になるの?」「えっ、これはダメなの?」と意外と知られていない経費の話をしていきます。
補助金って、実は「使えるお金」と「使えないお金」がしっかり決まってるんです。つまり、せっかく申請が通っても、その経費は対象外です」と言われたら、自腹になることも…。だから、事前に知っておくことがめちゃくちゃ大事なんですよ。
たとえば、【パソコン】。
これ、よく「対象になりそう」って思われがちなんですが、実はNGなケースが多いです。理由は、「汎用性が高いから」。つまり、仕事以外にも使えるよねっていう理屈なんですね。汎用性が高いという観点からすると、車・
バイク・自転車・タブレット・スマホ・文房具などが有ります。
明確に業務で使用するものが、対象になるという事です。
逆に、あまり知られていないけど、【対象になるもの】もあります。たとえば、【チラシのデザイン費】や【ホームページ制作費】なんかは、販路開拓として扱われて対象になりやすいんです。特に「小規模事業者持続化補助金」などでは、販促にかかる経費がしっかりカバーされます。
他にも【展示会への出展費用】や【交通費】【宿泊費】も、きちんと理由があれば対象になるケースがあります。ポイントは、「その経費が事業の目的にちゃんとつながっているか」。これを説明できるかどうかがカギです。
ただし注意したいのが、【人件費】や【家賃】。これは原則として対象外のことが多いです。なぜかというと、補助金って「一時的な投資を支援するもの」であって、「日常的な経費をカバーするもの」じゃないからなんですね。
まとめると、補助金をうまく活用するためには、
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- 汎用的なもの(パソコンやスマホなど)はNGのことが多い
- 販促費(チラシ、WEBなど)はOKになりやすい
- 日常的な費用(家賃、人件費など)は基本NG
- 申請前の支出は対象外なので要注意!
というポイントを押さえておくのが大切です。
「この経費、対象になるのかな?」と迷ったら、制度の公募要領をよく読むか、専門家に一度聞いてみるのが安心です。補助金は「ルールを守って、ちゃんと準備すれば、味方になってくれる」心強い制度。うまく活用して、損せず賢く経営していきましょう!
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【プロフィール】 株式会社 FitStat APAC 庄司真由美 金融業界で25年間の経験を持ち、銀行・保険・証券会社にて支店での顧客応から本社での代理店営業まで幅広く担当。 「お客様目線のサービス」を信念に、常に顧客満足を追求。 コロナ禍をきっかけに「自分にとって本当に価値のある働き方」を見直し、 お客様からの「ありがとう」を一つでも多く頂くことを目標 に現職で事業部を立ち上げ。補助金・助成金を必要な人に届けること使命とし、日々精力的に取り組んでいる。 |
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