専業主夫✖️経営者妻にインタビュー

松浦千恵

コミュニティ婚活の専門家。プロジェクト マッチモア 代表。

7年間組織に属さず自社会員のみでマッチングをする結婚相談所を経営したのち、2020年共同代表のクレーン美幸と共に「マッチモアコミュニティ&アカデミー」発足。世間一般の価値基準に左右されないコミュニティ婚活という新しいスタイルを提唱し、サークルのような自然な出会いと交流の機会を提供している。幸せなオトナが増えることで、子供たちが『オトナって楽しそう!』と感じられる社会を目指している。
H P: https://musubu-goen.com/

みなさまこんにちは。プロジェクト マッチモア代表 松浦千恵です。
このコラムをお読みになっている女性は、お仕事をされている方がほとんどだと思います。S D G sに取り組む企業が増え、Gender equality、Diversityといった言葉も浸透していますし、男性と変わらぬ年収を得る女性も増えてきました。(諸外国よりは遅れていますが…。)

そんな自立したオトナ女子の結婚のあり方に、夫が家事全般を受け持つ夫婦、つまり「専業主夫婚」という選択はいかがですか?

専業主夫に対するみんなの考えは?

専業主夫とは。稼得労働に従事せず、専ら家事や子育てなどを行う既婚男性のことを言います。(コトバンク)「東洋経済」に掲載されていたデータによると、専業主夫は全国に11万人(680万人)いるそうです。いかがでしょうか、思ったより多くないですか?

ちなみに、ぐるなびウェディングのアンケート調査によると、独身男性の約60%が専業主婦になることに「否定的ではない」という結果でした。
この結果だけを見ると、もしかしたらあなたの夫や恋人も、専業主婦になることにやぶさかではないのかも知れませんね。皆さんはどう思われるでしょうか。

専業主婦✖️経営者妻にインタビューしました

ここからは、実際に専業主夫を夫に持つ会社経営女性のインタビューした内容を抜粋してお届けします。

妻 Aさん(仮名)は35歳。夫(48歳)と三人の子供と暮らしています。結婚後数年間は会社員として働いていました。しかし夫が社内の人間関係がうまくいかず、悩んでいた様子を見て、「辞めていいよ」とAさんから声をかけたそうです。もともと経営者一家で育ったAさん。会社を辞めて自分で会社を起こし、家計を支える覚悟をしました。新しい生活様式、うまく行ったのか。聞いてみました。

 初めからうまく行ったのか

夫が会社を辞め専業主夫になったタイミングで会社を起こしたAさんですが、同時に三人目の子供を妊娠中で、上2人のこの子育て真っ最中でもありました。これまで日本で一般的とも言える「お母さんが主に子育てをする」生活だったので、子供の戸惑いは多少あったようです。ただ幸いにも、というか、コロナによって自宅でのリモートワークができたことでなんとか切り抜けたと言います。

しかし三人目が生まれ、母乳で育てていたAさん。授乳だけはAさんの役割です。またどうしても赤ちゃんはお母さんを欲してくるもの。子育ては夫に丸投げではなく、2人で協力しながら行う、というスタンスをだんだんと築いて行ったそうです。

夫が専業主夫になってよかったことは?

この質問にはズバリ、「仲良くなりました!」と答えてくれたAさん。もの心ついた頃から「いつかは起業」と思っていたので、家事と子育てに追われ、パートタイムで仕事をする生活に疑問を持っていたようです。逆に、はっきりものを言うタイプの夫は社内の人間関係がうまくいかず、転職も何度か。お互いにイライラをぶつけ合うこともあり、夫婦関係は良好とはいかなかったそうです。

でも今は、毎日楽しそうに家事や育児をする夫を見て幸せを感じるし、好きな仕事を思い切りできることで精神的に安定した日々を送れているそうです。

ではデメリットはどうでしょうか。Aさんのご家族の賛同を得るにはとても時間がかかったそうです。今でも心から認めてくれているとは思えないとか。前述のアンケートでも、「世間から白い目で見られそう」と言う理由で専業主夫になることをためらっていると言う方が多くいるようでした。しかし個人的には、世間の目より、家族の幸せが一番ですし、これからの時代、色々な夫婦の形があって当然だと思います。

最後に、お互い気をつけていることは?

「お互い我慢しないこと」だそうです。Aさん夫婦は特にこの形に拘っているわけではないとのこと。例えばどちらかが今の生活に我慢をしているのであれば、その時はまた形を変えれば良い、と柔軟に考えています。

そして、マウンティングしないこと。一般の夫婦とは男女が逆転しているからこそ、言われたくない言葉、されたくない態度はお互いよくわかっているそう。Aさん曰く、「別に専業主夫の家庭じゃなくても、お互い思いやりを持って接することは必要ですよね。」とのことでした。

いかがでしたか?インタビューは全て掲載はできませんでしたが、専業主夫とという選択肢について少しは知っていただけたかと思います。一緒に人生を歩む2人の形に決まりはありません。こうあるべき、を捨てて自分たちなりの幸せを築いているAさん夫婦。私はとっても憧れます。現在結婚生活やパートナーとの関係性に悩んでいる方は、一度2人で話してみてはいかがでしょうか。

プロフィール

松浦千恵
1975年 横浜市生まれ
テンプル大学卒業後、学研グループの英会話スクールを運営する企業へ入社。営業としてキャリアスタート。「相手を知ることから始めるコミュニケーションが、いつしか相手の心を動かす」という事を体感し、営業ではなく、会話重視のコミュニーケーションで、入社3ヶ月目以降退職まで成績トップをキープ。
その後24歳で結婚、25歳の時に長男を妊娠し、同社を退職。
出産後1年で仕事復帰をし、保険外交員、化粧品販売員を経て、英語検定運営会社へ営業職として入社。神奈川、静岡の中学高校を訪問する中で、担当する学校数校が統廃合されるという少子化の現状を目の当たりにし、「自分にできる事をやらねば!」と一念発起。2015年結婚相談所を開所。
以来7年間、データマッチングを行わず自社会員のみでマッチングを行い、約60組が成婚。現在も月1.5組ペースで結婚カップルを誕生させている。
2020年からは結婚相談業を離れ、第三の婚活サービス「コミュニティ婚活」をスタート。昭和の価値観を捨て、令和の結婚スタイルをコミュニティメンバーと共に作っている。

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