契約結婚のメリット・デメリット

松浦千恵

コミュニティ婚活の専門家。プロジェクト マッチモア 代表。

7年間組織に属さず自社会員のみでマッチングをする結婚相談所を経営したのち、2020年共同代表のクレーン美幸と共に「マッチモアコミュニティ&アカデミー」発足。世間一般の価値基準に左右されないコミュニティ婚活という新しいスタイルを提唱し、サークルのような自然な出会いと交流の機会を提供している。幸せなオトナが増えることで、子供たちが『オトナって楽しそう!』と感じられる社会を目指している。
H P: https://musubu-goen.com/

みなさまこんにちは。プロジェクト マッチモア代表 松浦千恵です。

40代以上で婚活中の方であれば、一度は契約結婚について考えた、調べたことがあるのではないでしょうか。ドラマ「逃げ恥」の再放送もあったことでまた話題に上っていました、今日はそのメリット・デメリットについてお話しします。

契約結婚とは

契約結婚とは、結婚する前に婚姻生活上のさまざまな事柄について取り決めた上で結婚することです。

もしかすると、恋愛結婚と対象的な結婚と理解している方もいるもしれません。いわゆる「恋愛感情のない、お互いの利害関係だけで結婚を利用すること」だけをイメージすることが多いようです。実はこれは間違いです。恋愛結婚であっても、スムーズで快適な結婚生活のために婚前に契約を交わせば契約結婚ということになります。

もちろん「大好き!」と言った恋愛感情がなくても、婚姻意思があり結婚の実態があれば契約結婚はできますので、その例がドラマ「逃げ恥」にあたるかと思います。

偽装結婚との違い

偽装結婚は契約結婚の逆。つまり「お互いに婚姻意思がないのに婚姻すること」です。契約結婚の場合にはお互いに婚姻の意思を持っているので偽装結婚ではありません。

例えば不正にビザを取得したいとか、苗字を変えて借金するためとか、そんな目的で結婚しようとする行為が偽装結婚です。偽装結婚自体犯罪になりますので、皆さんには縁のない話だと思います。

愛が深かろうと友情からの結婚であろうと、婚姻意思があり、婚前に婚姻生活について取り決めをした上で結婚することが契約結婚ですので、覚えておいてくださいね。

婚前契約の例

まだ契約結婚についてピンと来ない方もいるかもしれませんので、いくつか例をあげてみます。
結婚後もお互いに仕事を続けるのか

  •  住居はどうするか
  •  家事は誰がどのように行い、分担するのか
  •  子どもが生まれたら育児休暇をどちらがとるのか
  •  浮気はOKか、その許容範囲はどこまでか
  •  離婚する場合の慰謝料や条件は

など、一般的な生活に関することから離婚の計画まで、あらゆることを決めておくことができます。

契約結婚のメリット

では、そんな契約結婚をするメリットはどこにあるのでしょうか。私が考えるにこんなところかなと思います。

  • 不要な喧嘩をしないで済む
    自分がして欲しくないこと、相手がして欲しくないことが事前に分かっている分、喧嘩を避けられ、離婚回避に繋がりそうですね。
  • 恋愛が苦手でも結婚できる
    私のクライアントさんには、結婚したいけどどうしても恋愛ができない、sexができないという方が少なくありません。気持ちが理解できる同士、同志や仲間のような夫婦の形もアリではないかと思っています。
  • 対等な夫婦関係が築ける
    契約には期限があります。であれば当然契約更新があるわけで。きちんと契約内容が履行されたかを確認し合う日が来るというのは、ある意味スリリングですし、男だから、女だからではなく、「もの言える対等な立場」を築けそうですね。

そのほかにもメリットとしては、離婚することがあっても揉めにくいことも上げられるかと思います。

契約結婚のデメリット

一方デメリットとしては、

  • 気持ちが変わることがある
    例えば「子供を作らない」という契約で結婚をしたとして、その気持ちが永遠かというと、それは保証できません。どちらかが生活の中で「この人の子供が欲しいな」と思った時、それが叶わないケースがあるようです。また浮気を容認する契約をしたけれど実際されたらとても辛かった、というケースも。
  • 家族に理解されない
    日本ではまだ契約結婚は一般的でないため、お互いの両親に認められにくいというデメリットはあります。これは契約の内容にもよると思いますが、理解してもらえるまでしっかり話をすることは必要かもしれません。

こんなことがあげられるのではないでしょうか。

忘れてはいけないこと

ここまで契約結婚のメリット・デメリットをお伝えしてきました。私はこの契約結婚については、内容にもよりますが、賛成です。それにより日々の生活ストレスが軽減され、仲良くいられるならばとても良いと思っています。(バツイチの私は、契約しておけば良かったと思うことがたくさん!)

忘れてはいけないのは、契約とはいえ、夫婦が同じ目的を共有するコミュニティであることは変わりないということです。恋愛感情があってもなくても、夫婦という形を取り生活していくことを選んだ二人であれば、お互い納得いくまで話し合える、コミュニケーションが取れるという前提が必要です。決して、ネット上で文字だけのやりとりで契約して結婚するような、そういうものではないということはご理解ください。

実は昨今、契約結婚を斡旋する粗悪なサイトが一部で話題になっていて、気軽に利用する人が出てきているようです。正しい契約結婚を知っていただきたくて、このような話題に触れてみました。気になる方は正しい契約結婚、調べてみてくださいね。

プロフィール

松浦千恵
1975年 横浜市生まれ
テンプル大学卒業後、学研グループの英会話スクールを運営する企業へ入社。営業としてキャリアスタート。「相手を知ることから始めるコミュニケーションが、いつしか相手の心を動かす」という事を体感し、営業ではなく、会話重視のコミュニーケーションで、入社3ヶ月目以降退職まで成績トップをキープ。
その後24歳で結婚、25歳の時に長男を妊娠し、同社を退職。
出産後1年で仕事復帰をし、保険外交員、化粧品販売員を経て、英語検定運営会社へ営業職として入社。神奈川、静岡の中学高校を訪問する中で、担当する学校数校が統廃合されるという少子化の現状を目の当たりにし、「自分にできる事をやらねば!」と一念発起。2015年結婚相談所を開所。
以来7年間、データマッチングを行わず自社会員のみでマッチングを行い、約60組が成婚。現在も月1.5組ペースで結婚カップルを誕生させている。
2020年からは結婚相談業を離れ、第三の婚活サービス「コミュニティ婚活」をスタート。昭和の価値観を捨て、令和の結婚スタイルをコミュニティメンバーと共に作っている。

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