《食》カグジョ世代の常備おかず 〜梅〜

皆さま、こんにちは。チームかぐや姫食担当の、木沢いずみです。

ようやく、いろんな規制が緩和されそうですね。
一気に皆さん外に出かけたりして、また、感染拡大につながると、今までの努力が報われないので、少しずつ、日常が戻ることを願っております。

まだまだ、『おうちでごはん』が、主になると思います。家の冷蔵庫には、おかずは、常備されてますか?
これから、6月に入ると気温や湿度が高くなるので、今回はさっぱりと『梅』を使ったレシピをご紹介します!
青梅の実は、6〜7月頃に獲れるので、雨の多い時期を『梅雨』と呼ぶようになったそうです。

『梅はその日の難逃れ』という、言葉があるように、朝一で梅を食べると、その日は、平穏に過ごせるという、梅には厄除けの意味合いがあります。

梅のすっぱい成分、「クエン酸」は、唾液の分泌を促し、食欲を増進させる働きもあります。体力維持にもいいんです!
胃や腸の動きを活発にさせ、消化吸収の効率を高める働きもあります。
ポリフェノールやビタミンEも含まれていて、
●さびない体作り
●血管、肌細胞の老化防止
も、期待できます!
若々しくいる秘訣は、“1日1個の梅干” かもですね。

それでは、3つのレシピのご紹介です!

『切り干し大根の梅マリネ』

【材料 2人分】
切り干し大根 30g
梅干 2個
かいわれ大根 1/2袋
しめじ 1/3袋
大葉 4枚
オリーブオイル 大さじ2
塩 ひとつまみ
かつおぶし 少々

【作り方】
① 切り干し大根を水に10分程度漬けて、戻しておく。そして、水を切ってボウルに入れる。
② 梅干の種を除いて、包丁でたたく。
③ 大葉は千切り、かいわれは、半分に切る。
④ しめじは、電子レンジで2分ほどあたためる。
⑤ ボウルに入れ、材料を全て混ぜ合わせる。
⑥ 冷蔵庫で、1時間程度寝かせた方が美味しい!
⑦ 食べる時に、かつおぶしをふりかけて、完成。

『ニラとささみの梅胡麻和え』

【材料 2人分】
ニラ 1/2束
ささみ 1本
酒 大さじ1
梅干 1個
ごま油 大さじ1
昆布茶 小さじ1
白すりごま 大さじ2
かつおぶし 少々

【作り方】
① ニラは、4センチ程度に切り、レンジで1分温める。
② ささみは、筋を取り、お酒をかけ、レンジで3分程度温める。
③ 梅干を種を除いて、包丁でたたく。
④ ボウルに、ニラとささみをいれ、昆布茶、すりごま、ごま油、梅干をいれて、混ぜる。
⑤ 食べる時にかつおぶしをかけて、完成。

※ もし、余っていたら、家にある揚げ玉をとっぴんぐしてもおいしいです。

『ちくわと枝豆の梅ひじき白和え』

【材料 2人分】
ちくわ 4本
枝豆 60g
梅干 2個
乾燥ひじき 大さじ1
木綿豆腐 1/2丁
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
酢 大さじ1
ごま油 大さじ1
白ごま ひとつまみ

【作り方】
① 木綿豆腐の水切りをしておく。レンジでやると、簡単。キッチンペーパーで、豆腐を巻き、耐熱皿に入れて、3分程度あたためる。ちょっとやりすぎくらいの方が、あとで、味が馴染むので、水切りはオーバー気味に。
② ちくわは、薄く輪切りにし、枝豆は冷凍なら、流水解凍して、さやからとっておく。
③ ひじきは、水で戻しておく。
④ 梅干は種を除いて、包丁でたたく。
⑤ ボウルに入れて、しょうゆ、砂糖、酢も入れて、混ぜ合わせる。
⑥ 混ざったら、ごま油をいれて、なじませる。
⑦ かつおぶしは、このタイミングでいれてもいいし、出来上がって、盛り付けた時に上からかけてもOK!お好みでどうぞ。

どれも、冷蔵庫で、3〜4日は、持ちます!
白和えは、豆腐が入ってるので、水が出て、味が薄くなるかもなので、足りなかったら、お好みでお塩やしょうゆを足してください。

湿気が多いと、なんか、食欲無くなったり、作るの面倒になったり、体調不良になったり、気分が乗らないことが、多い気がします(自分調べ)
そんな時に、クエン酸で、シャキッと!体が喜ぶ常備おかずをひとくち食べていただいて、梅雨を迎えましょう。

今回もありがとうございました。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP