《食》今回のテーマカラーは、愛情の象徴「ピンク」、テーマは「和菓子」

本日は、ホワイトデーですね!
皆さま、バレンタインは、大切な人にチョコレートをプレゼントしたのでしょうか?
今日は、お返しに期待ですね(笑)♡
クッキーかなー、キャンディかなーと、私もソワソワしております♪

今回のテーマカラーは、愛情の象徴「ピンク」、テーマは「和菓子」

ピンクにもいろんな色がありますが、日本の伝統色には、「紅梅色」「撫子色」「桜色」など、多数の色があります。
繊細で美しい伝統色、愛情や、柔らかさ、穏やかさが伝わる、まさに、「女性のための色」では、ないでしょうか。

和菓子は、『五感の芸術』とされ、
① 食べて味わう -味覚
② 色や形 - 視覚
③ ほのかな香り -嗅覚
④ やわらかさなど -触覚
⑤ 菓銘を聴く -聴覚

を、楽しむことができる日本ならではの、お菓子なんです。

ケーキなど洋菓子の名前は、「いちごのショートケーキ」「ベイクドチーズケーキ」「アップルパイ」など、どれも味や素材、製法を説明するものです。
それに比べて、和菓子は「千代の糸」「桃の花」「たまゆら」など、響きの良い言葉が選ばれます。
菓銘を『耳で楽しむ』ことが意識されているんですね。

この『和菓子』に関しての「聴覚」では、
● 季節を感じる
● イメージを広げる
● なぞかけになっている

というような、ひとつのコミュニケーションのひとつの役割を果たしています。
日本人ならではの、細やかな心遣いが、感じられます。

この、『五感の芸術』の始まりは、江戸・元禄時代だと言われております。

茶道が、ポピュラーになった時代、少しの遊びを取り入れ、より、楽しめるようになったのが、想像できますね。

遊郭「吉原」限定のスイーツも、あったようです。
その名も『最中の月』
名前から、モナカの一種と思えますが、実は、あんころ餅の一種だったという説もあります。

お砂糖が貴重な時代に、大変喜ばれたお土産だったそうで、吉原の女性たちに男性が贈ったお菓子だそうです。
いつの時代も、女性は甘いものが好きなんですね。

手土産やプレゼントに、和菓子というの、粋な贈り物ではないでしょうか。
前回のテーマ『抹茶』と一緒にぜひ、いかがでしょうか。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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