《香港情報》第5回 コロニアル様式の歴史ある建物で中国茶・茶器を学ぶ

香港には九龍公園(Kowloon Park)、ビクトリア公園(Victoria Park)、香港公園(Hong Kong Park)など、高層ビルが建ち並ぶ中に大規模な公園があり、癒しスポットとして人気があります。

今回は、そのなかでも地元・香港の人が都心のオアシスとして利用する香港公園にある「茶具文物館)を紹介します。

「茶具文物館」は、中国茶器や中国茶の文化や歴史知ることのできる、世界初の茶具専門博物館です。

「茶具文物館」が入る建物は、1844~46年の間に建てられイギリス軍総司令官邸として使われた歴史あり、1984年から茶具博物館として現在まで補修をしながら使用されています。
館内では、歴史があり稀少価値のある茶器の展示をはじめ、現代アーティストがつくった茶器の展示や中国茶の歴史、茶葉の違い、おいしい入れ方まで学ぶことができます。

また、茶器や茶葉を販売するショップも中にあるので、お土産選びの店としても良いですね。

公園へは、香港島の「金鐘(アドミラルティ)駅」C1出口からショッピングモール「Pacific Place」内に公園直結のルートがあります。
公園内には「茶具文物館」のほかにも、無料で見ることのできるバード園(鳥との距離が近いドーム式鳥かご)や洞窟、噴水、池があるのでご家族連れも多く訪れる公園です。

ベンチ数が多く、鯉や亀がいる池を眺めながら休むことができますので、お買い物に疲れたら、公園で休まれてみてはいかがでしょうか。

【茶具文物館(香港公園内)】
住所:10 Cotton Tree Drive, Central, Hong Kong (inside Hong Kong Park)
電話:2869-0690
営業時間: 10:00-18:00 休業日:火(祝日は営業)
費用:無料
HP: http://www.lcsd.gov.hk/CE/Museum/Arts/en_US/web/ma/tea-ware.html

 

高橋 彩(たかはし あや)

日本人の香港在住者向けに、香港の食やビジネス、観光スポットなどを届けるフリーマガジンの編集者。
日本では、ディスプレイデザイナー、住宅系雑誌の編集、婚礼会社のマーケティングを経験。
2016年8月に香港へ移住。3月に約6,000人が住む離島に引っ越し、平日は都心ライフ、週末はゆったりと島時間を満喫している。

 

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