《健康》エゴレジと秋のメンタルヘルス

ストレスフルな社会生活に果敢に立ち向かっている現代人は誰もがメゲたり、凹んだりするものです。その理由もメカニズムもさまざまです。でも、誰もが持っている力「エゴレジ力」を高めることで、それぞれの状況に応じて自我のバランスをとる力を強化し、メゲたり凹んだりしても、すぐに立ち直る力を養うことが可能なのです。

エゴレジ研究所の小野寺と畑が、お手伝いします。

🔴秋ならでは・・・ 

いつのまにか日が落ちるが早くなり、秋の気配が漂い出しました。秋といえば、「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」・・・過ごしやすい季節だからこそ、いろいろ楽しみたいものです。しかし、メンタルヘルス的に見ると、健康な人にとっては、とても過ごしやすい季節でも、今体力が落ちている、ストレスが溜まっている人にとっては注意が必要です。ブルーコンシャス社のメンタルトレーナーの森川祐子先生のお話を紹介します。秋ならでは「気をつけたいこと」をチェックしてみましょう!

食欲の秋
「食欲の秋だから、何を食べても美味しくって!」食事を健康的に楽しみ、美味しく感じられるとすれば「食べる」ことは精神的にもよいものです。しかし食欲というものは、心が健康ではない時にも、無性に食べたくなったりするものです。そこで、2つ気をつけてほしいことがあります。

1つ目はストレスがたまっている時というのは、たいがい今自分が置かれている状況をうまくコントロールできていません。一方、「食べる」という行為は自分でコントロールできるもの。つまりは状況をコントロールできないストレスを無意識に食べることで解消しようとするため、食べ過ぎてしまうことがあります。

2つ目は、精神的ストレスからエネルギーが落ちている場合です。下がったエネルギーを高めようとして、お腹がそれほど空いていないにもかかわらず、ついつい「食べ過ぎてしまう」ということがあります。

ストレスがたまって、イライラしたり、なんとなく口さみしくて食べてしまう・・・という方、ぜひ「五感に心地よい刺激を与える」方法を試してみてください。テレビや映画を見たり、音楽を聴くというのも悪くはないのですが、これだと「~しながら何か食べる」という結果になりやすいので、食べられない環境に身を置くというのが効果的です。入浴する、マッサージを受けにいく、運動をする等「〜ながら」で食べることができない状況を作るがよいでしょう。あとアロマを焚くもいいでしょう。柑橘系のアロマなどは、食欲が落ち着きます。

五感を通して、心が十分に満たされてくると、「食べる」という行為で無理に満たそうとしなくなります。だからこそ「心から心地いい」と思うことをしてあげてください。

◆気温の差と体温調節
この時期の特徴として、日中は汗ばむけれど、夜は10℃ほど下がって、上着がないと肌寒い・・・。かと思えば、日中の最高気温も上がりきらず、上着一枚では寒いと感じる日があります。こうした日に、体温調節がうまくいかなくなると、体調を崩してしまいます。身体と心はつながっています。体調が崩れるだけで、気持ちも落ち込みやすくなったり、ネガティブになりやすいものです。特に身体が冷えやすい人は注意が必要です。食べるもので身体を温める、シャワーだけですませずにしっかり入浴する、素足で出かけない、その日の最低気温に対応できる服装を意識する、など、体調管理にも心がけたいものです。

🔴「セロトニン」を増やす!

秋はどんどん日照時間が短くなっていきます。それにともない太陽光を浴びる量も少なくなっていきます。実は日光浴をすることで、「セロトニン」の分泌がうながされています。
日光浴をおススメというと、女性はどうしても日焼けを気にして、紫外線防御する人が多いですが、健康面から見たら少しは浴びた方がいいようです。ちなみに太陽の光を浴びることで、ビタミンD(これは骨の形成に必要だとされています)も体内で作られるため、骨粗しょう症予防のためにも、適度に日光浴することは必要だということがわかります。

そのほかにも「セロトニン」を増やす方法があります。それが「食事」です。セロトニンを体内で生合成するためには、その材料が必要です。その材料となるものは「たんぱく質」なのです。ぜひ「肉」「魚」「乳製品」「豆類」「豆製品」を積極的に摂りたいものです。目安として体重1kgあたり1〜1.5gが必要と考えられているため(分子整合栄養学観点より)、体重50kgの人だと50〜75g必要ということになります。
たんぱく質は、脳内物質の材料であるだけでなく、ホルモン(女性ホルモン等)、筋肉、内臓、肌、髪、爪など体を構成するものは、ほぼたんぱく質を材料にしてつくられているため、適切に代謝を行うためにも、たんぱく質は非常に重要な役割を担っているのです。
ぜひ、日頃から「セロトニン」を意識した食事を摂りましょう。

季節の変わり目である「秋」をどう過ごすかによって、健全なメンタルヘルスに大きく影響します。厳しい寒さがやってくる前に、今からメンタルを整えていきましょう!

エゴレジさんは「好奇心」旺盛!です。トライしてください。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次回はまたエゴレジ関連の話題をご紹介します。

小野寺敦子

エゴレジ研究所代表。心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。同校心理学研究科大学院修士課程教授。同校心理学研究科博士後期課程教授。臨床発達心理士・三越伊勢丹アポセカリー顧問。
NPO法人こどものくに代表理事。

畑 潮

エゴレジ研究所GM。GCDFキャリアカウンセラー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP