《和文化》日本らしさはアバウトさ

神楽坂女子倶楽部、和文化「かぐや姫チーム」、笛の福原百麗
(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。

春も本番ですね。
暖かさが続きますが、今日(火曜)東京は肌寒い雨の朝です。
年度末でお忙しい時期かと思いますが、季節の変わり目、花粉も飛ぶ時期ですので、
体調管理万全にいきたいですね。

私は、珍しく本番続きの1ヶ月で、少々ぐったりしております。

湯島天神の後は、埼玉で311のチャリティーコンサート、
先週末は国立劇場でリハーサル、
本番は来週月曜に国立劇場での「福原会」(同門の会)、
そして4月1日には新川さくら館様での野外イベントに初めて参加させて頂きます。
地元のお囃子さんも出てにぎやかに、桜も堪能できるイベントですので、
是非お越しくださいね!
神楽坂女子倶楽部でも撮影をしてくださる予定です。

さて、下の写真は311埼玉での舞台上の様子です。
幕が降りていて、幕内(舞台上)でゴソゴソ準備しているところです。

左側の赤い台には三味線と唄い手さんが上がります。
落語の舞台とか、お雛様のひな壇にも敷かれてる赤い絨毯のようなもの、非毛氈
(ひもうせん)と言いますが、それが組み立て式の台の上に敷かれています。
それだけでは正座すると痛いので、お座布団も赤い布に包まれて敷かれています。

囃子方(太鼓、鼓、笛)は位が低いので、同等の高い位置には座りません。
写真のように舞台の板間、脇の方に非毛氈を敷いて座ります。
場合によっては湯島天神での会のように、奥のお部屋(黒御簾)に追いやられます。
(わかりやすく表現しているだけで、決していじめられてるわけじゃないですよ〜)

場合によっては、下の写真のように三味線、唄の段の下にずらりと並んで演奏することもあります。

長唄は、文字どおり一曲が長くて、かっちりした形式的な音楽・伝統芸、という感じがします。
舞台芸術ですね。
一方、端唄・小唄はお座敷芸ですので、お座敷でちょっと一曲、というカジュアルさがあります。

カジュアルすぎちゃって(?)、先日の会では、本番ギリギリまで曲が決まらなかったり、
本番の舞台上で「聞いてないよぉ〜〜」という曲をアナウンスされて転げ落ちそうになったり、
そんなスリル満点な、アバウトさが、和文化らしさと言えるのかもしれません。

たとえば、能のような伝統芸能を見ると、きちっとルールが決まっていて、
あうんの呼吸で息を合わせて、整然と演ずるのが日本の芸能、日本人の性質って思われがち
ですが、決してそんなことはありません。というより逆だと思います。

西洋の芸術は完璧を求め、日本の芸術はズレを美とする

そのように思います。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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