エゴレジと「夏バテ」対策

小野寺敦子

エゴレジ研究所代表。心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。同校心理学研究科大学院修士課程教授。同校心理学研究科博士後期課程教授。臨床発達心理士・三越伊勢丹アポセカリー顧問。
NPO法人こどものくに代表理事。

畑 潮

エゴレジ研究所GM。GCDFキャリアカウンセラー

エゴレジと「夏バテ」対策

スレスフルな社会生活に果敢に立ち向かっている現代人は誰もがメゲたり、凹んだりするものです。その理由もメカニズムもさまざまです。でも、誰もが持っている力「エゴレジ力」を高めることで、それぞれの状況に応じて自我のバランスをとる力を強化し、メゲたり凹んだりしても、すぐに立ち直る力を養うことが可能なのです。

エゴレジ研究所の小野寺と畑が、お手伝いします。

🔴夏バテと夏のうつ  

今年は6月に各地で真夏日が記録され、梅雨明けを待たずに暑い日々が続いています。暑さでイライラしたり、やる気が起こらなかったり、食欲不振やだるさ、寝苦しさからの不眠など、すでに夏バテに似た症状を感じている方もいるかもしれません。

夏バテと「うつ」の初期症状も似ているとも言われます。「冬うつ」はよく知られていますが、夏にだけ発症する「夏のうつ」は、太陽にあたることが原因となります。暑さで食欲不振や不眠、体重の減少などが起こり、気分の落ち込みが目立つようになります。このため、夏バテと思い込み、うつ病だと思い至らない場合が少なくないそうです。これから夏本番を迎える今から、夏のうつや夏バテに負けないメンタリティを作っていくことが必要です。

🔴夏バテ対策

日常的にできる夏バテ対策をあげてみました。

冷たいものを摂りすぎない

暑さが続くと、それがストレスとなります。そのストレスが大きいと自律神経のバランスが乱れます。ついつい暑い日が続くと冷たい食べ物や飲み物を摂りたくなるものです。しかし、冷たい食べ物を摂りすぎると胃を冷やしてしまい、内臓の機能が低下し自律神経のバランスを崩すことがあります。自律神経のバランスが崩れるとメンタル的にもイライラや不安感がつのるものです。内臓の機能を低下させないよう、冷たすぎる食べ物の摂る量を考えていくことで内臓の機能を向上させることで、メンタルのバランスも整えやすくなります。

水分補給は、なるべく糖分の少ないものを、冷たすぎない温度でゆっくりとこまめに摂るのがオススメです。

■食生活

タンパク質が不足すると、気分の落ち込みを改善する働きがあるセロトニンというホルモンが減ってしまいます。セロトニンを増やすためにも積極的にタンパク質を摂る食生活(牛/豚もも肉、納豆、さけ、かつお、牛乳、たまご、豆腐など)を心がけるといいでしょう。

また、疲労がたまるとエネルギーも不足します。エネルギーが不足すると脳の働きにも影響を与え、集中力が落ちたり、精神的に不安定になったり、運動機能が落ちたりします。ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖がエネルギーに変換されないため疲労物質である乳酸がたまり夏バテを起こします。食事をしているのに疲れが取れないときはビタミンB1を含む食事(豚肉、うなぎ、紅鮭、削り節、ブリ、きなこ、大豆、玄米、カシューナッツ、あおのり、抹茶、ひらたけなど)をとるといいでしょう。

さらに、夏は汗と共にビタミンやミネラルが不足するので、野菜(ゴーヤ、トマト、きゅうり、ピーマン、モロヘイヤ、インゲン、オクラ、トウモロコシなど)をしっかりとりたいものです。ビタミンCが豊富な夏野菜には夏バテを防止して、ストレスに強くなり自律神経を安定させる効果があります。また、ビタミンCは体温を下げる効果もあります。

■睡眠

睡眠の質を改善するのも予防法として有効です。夏は夜のイベントも多く、つい夜更かししてしまいがちですが、睡眠のリズムはいつでも一定にしたいものです。なるべく決まった時間に就寝、起床する習慣をつけ、自律神経を整えるようにしよう。

🔴夏を楽しむ

夏の暑い日は必要以上に体力を奪われます。涼しいクーラーの効いた場所から、暑い屋外へ出る事を繰り返しているとそれだけでも疲れてきます。だからといって、夏自体が嫌なものになっては困ります。夏にしかできないことや夏だからできることがたくさんあります。

夏だからできることを「楽しんでやっていく心」を持つことはとても大切です。嫌だなと思うと良いものでも嫌いになってしまいます。嫌なものをやっているとストレスに耐える力も弱まります。好きなものを取り組んでいるときは、逆にストレス耐性や免疫力も高まります。

夏を楽しみにしながら、うまく乗り切ってください。楽しいことをしていると時間もあっという間に過ぎるもので、夏も楽しむことであっという間に過ぎるはずです。夏は楽しんだもの勝ち!楽しんでストレス耐性を高めていきましょう!

2018年の夏は、猛暑日がとても多いという予想が出されました。2018年の夏は、6月から夏特有の高気圧に覆われる予想で、どの地域においても例年よりも気温が高くなると予想されています。暑さへのストレス耐性の向上は、他のさまざまなストレス耐性の向上につながります。暑さや夏を楽しんでみましょう!

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次回はまたエゴレジ関連の話題をご紹介します。

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