《和文化》これが舞台裏

神楽坂女子倶楽部、和文化「かぐや姫チーム」、笛の福原百麗(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。

先週は、端唄・小唄の若宮流家元さん一門の皆さんの勉強会に呼ばれ、笛を吹かせて頂きました。

会場の湯島天神は、ちょうど梅が満開。猿回しも出て賑わっていました。今回は友人の朝川玲伎師匠が鳴物(太鼓、鼓)が担当、私たちいわゆるバックミュージシャンは、今回は御簾で演奏。
表には出ず、あくまで裏方ということで参加させて頂きました。

御簾、黒御簾とは、歌舞伎でいうと舞台下手(客席から見ると左手)にある、格子戸にすだれが掛かった隠れ部屋を指します。

そこには、鳴物さんたち、つまり太鼓や小鼓、大鼓、笛のバックミュージシャンたちがひしめいていて、すだれの隙間から舞台の役者を見ながら演奏しています。

今回はそのような黒御簾はない場所でしたので、神社などで使われる几帳(きちょう、布が下がった目隠し)で仕切り、会議机で対応。

写真は、普通は滅多にお目にかけない、少々恥ずかしい裏側ですが、こっそり(?)お見せしますね〜

赤い台のようなところに、唄や三味線の演奏者が正座で座ります。
手前に見えるのが几帳です。

長唄などの舞台では、プロの演奏者はこれだけたくさんの笛を用意してるんですね。
同じ曲でも男性と女性では声の高さが違ってきますし、唄の方も、体調や本番の調子が変わってくることもありますし、三味線の糸も狂うことがよくあります。

ピアノのように、一つの楽器で全ての調子に対応できるわけではないんです。

「笛を習ってみたいなぁ」って思われた方は、ちょっと驚いたかもしれませんね。「え?こんなに楽器買わなきゃならないの?」って。

安心してください。1本で十分です!
上達しても、増やす必要は全くありませんからね。

笛の写真の右にある、小さい笛は歌舞伎や日本舞踊などで効果音で使われる、ウグイス笛と虫笛です。

今週末11日(日)は、飯能市民会館で開催される「被災地応援チャリティーコンサート 若宮三千代の世界」に出演いたします。今度は表(ステージ)に出ますので、お近くの方はぜひ覗きに来てください。(表に出ても、あくまでバックバンドです)

開場が12:15、開演は12:30
入場は無料です。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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