《和文化》お稽古事を始める前に・・・

東京も0度を下回るようになって、寒さも本格的になってきました。

笛の福原百麗(藤本博子)です。

さて「お稽古事を始める時に、大切な確認ポイントがあります」と前回お伝えしました。
そのジャンルに詳しい方や実際習ってる方が周囲にいらっしゃれば、情報も手に入れやすいし、
アドバイスももらえます。

そのような方が周囲にいても、いなくても、よくよく確認したいのが、

師匠(先生)との相性

これがすべて!と言ってもいいほど、大切です。

性格的な相性もありますが、先生の出身、カルチャーセンターか個人レッスンか、ご自分がどのように楽しみたいか、何をやってみたいか、によって教えを乞う相手(先生)は変わります。

先生の出身について、ちょっと解説してみようと思います。
「篠笛」を例にしますと、

  1. 長唄、清元など歌舞伎や日本舞踊などのバックミュージックになっている伝統芸能のジャンル。
    西洋音楽で言えばクラシックですね。更にカジュアルなお座敷芸の端唄、小唄も対応します。
  2. 祭囃子系。お祭り、神楽などのお囃子(はやし)や民謡。
  3. 祭囃子や洋楽(フルートとか)で笛をかじってから転身した方。ご自身でポップス系の作曲をよくされる。

このように色々な出の先生がいらっしゃいます。
とにかく吹ければいい、気軽に楽しめればいい、それほど深く考えなくてもいいんじゃないか。。
そう考える方も多いと思います。当然です!だってよく知らないんですから。
それでも面倒くさがらずに、よーく確認して欲しい理由があります。

実は、私の師匠の元には、

  • 祭囃子で笛を吹いているのですが、きちんと基礎が習いたくて、
  • 祭囃子で笛を吹いていて腱鞘炎になってしまって、
  • フルートをやっていたので独学でもすぐ音は出たんですが、その後どのテキストを参考にしていいか分からなくて、

このような理由で入門したいと訪ねてこられる方が多いんです。
間違ったやり方で体を壊してしまっては元も子もないですし、せっかく習い始めたのに基礎を教えてもらえないなんて、そんな残念な、無駄なことはしたくないですよね。
まして、そんなつまらないことで笛が嫌いになってしまったら、、(実際そんなケースもあります)
そんな悲しすぎることは絶対避けて欲しい、という思いがあります。

ちょっと面倒かもしれませんが、まずは楽しくリサーチしてみてください。演奏を聴きにいってみるのもいいと思います。
カルチャーセンターでは授業見学ができますし、その際先生にも質問できるはずですので、遠慮なくされるといいと思います。
伝統的な長唄囃子の各流派の先生方もカルチャーセンターで教えておられたり、個人稽古(レッスン)もされてますが、その辺のディープなお話はまた次回に!

 

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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